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システムレベルのスクリプトファイルの実行
メモ  次の情報は、サーバー管理者およびグループ管理者向けです。
FileMaker Server では、Windows バッチコマンド、VBScript、または macOS シェルスクリプト (bash、Perl、Python) など、システムレベルのスクリプトファイルを実行できます。スクリプトの実行タスクスケジュールを作成、スクリプトファイルおよびオプションのスクリプト引数を指定、スクリプトの実行に使用するユーザアカウント、およびスクリプトを実行するタイミングを指定できます。システムレベルのスクリプトを使用して、FileMaker Server 外でタスクを実行します。
タスクスケジュールとしてスクリプトを実行するには、システムレベルのスクリプトファイルを FileMaker Server の「Scripts」フォルダに置く必要があります。
Windows: [ドライブ]:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server¥Data¥Scripts¥
デフォルト以外の場所に FileMaker Server をインストールする場合、デフォルトパスの先頭部分、¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server はインストール中に指定した場所に置き換えられます。例: ¥My_Path¥Data¥Scripts¥
macOS: /ライブラリ/FileMaker Server/Data/Scripts/
システムレベルのスクリプト作成については、使用するスクリプト言語のマニュアルを参照してください。
メモ
システムレベルのスクリプトにエラー処理および条件分岐ロジックを含める必要があります。スクリプトの構文が正しく無限ループによってハングしないことや、外部リソースが使用可能なことを確認してください。スクリプトの実行に、指定した [制限時間 (分):] よりも長い時間がかかる場合、またはデータベースサーバーが停止した場合にシステムレベルのスクリプトスケジュールを中止するときは、スケジュールアシスタントで [制限時間に達するかサーバーが停止したらスケジュールを中止する] を選択します。[制限時間に達するかサーバーが停止したらスケジュールを中止する] を選択していない場合にシステムレベルのスクリプトがハングしたときは、ハングしたスクリプトのプロセス ID を「Event.log」ファイルで調べて終了します(イベントログを参照してください)。
システムレベルのスクリプトのスケジュールで、システムレベルのスクリプトの実行に対する正しいアクセス権を持つアカウントを指定する必要があります。(実行するシステムレベルのスクリプトの選択を参照してください)。
スクリプトに対していずれかの形式のログを有効にして、発生する可能性があるアクセス権の問題をトラブルシューティングできます。macOS でのログファイルの作成の詳細については、Apple の Web サイトを参照してください。
ユーザインターフェースを起動するシステムレベルのスクリプトは使用しないでください。
関連項目 
ユーザ、グループ、およびアクセス権 (macOS)
スケジュールの作成、編集、複製、削除
サーバーサイドスクリプトの実行
管理タスクのスケジュール