管理タスクのスケジュール
 
管理タスクのスケジュール
メモ  次の情報は、サーバー管理者およびグループ管理者向けです。
[スケジュール] パネルには、FileMaker Server により共有データベースで実行されたタスクスケジュールの一覧が表示されます。サーバー管理者の場合は、すべての共有データベースのすべてのタスクスケジュールが [スケジュール] パネルに一覧表示されます。グループ管理者の場合は、管理者グループの共有データベースに関連付けられたタスクスケジュールのみが [スケジュール] パネルに一覧表示されます。
タスクスケジュールは、[有効なスケジュールを実行可能にする] を選択し、選択したスケジュールが有効な場合、自動的に実行されますスケジュールの有効化と無効化を参照してください。
タスクスケジュールの詳細の表示
この一覧には、スケジュールで実行するタスク、前回の実行時刻、および次回の実行時刻など、定義されている各スケジュールの概要が表示されます。管理者グループのデータベースに対してタスクスケジュールが実行される場合、サーバー管理者の一覧にはグループの名前も表示されます。
一覧でスケジュールを選択すると、そのスケジュールの詳細が [詳細情報:] に表示されます。
タスクスケジュールの作成および管理
[スケジュール] パネルを使用して、新しいスケジュールの作成、既存のスケジュールの編集、およびその他のスケジュールの管理を行います。新しいスケジュールを作成する場合、スケジュールアシスタントを使用して、タスクスケジュールの各部分を定義します。
スケジュールアシスタントでは、タスクスケジュールの詳細の指定、頻度の指定、およびタスクスケジュールが完了したときの電子メール通知を行う手順が示されます。
スケジュールを作成または管理するには、Admin Console の [スケジュール] メニュー をクリックして、次のいずれかのコマンドを選択します。
 
選択項目
目的
スケジュールの作成
スケジュールアシスタントを使用して、次のいずれかのタスクスケジュールを作成します。
データベースをバックアップ: すべての共有データベース、選択したフォルダ内のデータベース、または選択したデータベースをバックアップします。データベースバックアップのスケジュールを参照してください。
メッセージを送信: 共有データベースのクライアントにメッセージを送信します。共有データベースのクライアントへのスケジュールメッセージの送信を参照してください。
スクリプト: FileMaker スクリプトの実行、システムレベルのスクリプトファイルの実行、またはスクリプトシーケンスの作成を行います。FileMaker スクリプトの実行システムレベルのスクリプトファイルの実行、またはスクリプトシーケンスタスクの作成を参照してください。
データベースを検証: すべての共有データベース、選択したフォルダ内のデータベース、または選択したデータベースの整合性を検証します。データベースの整合性の検証を参照してください。
スケジュールの編集
スケジュールアシスタントを使用して、タスクスケジュールを変更します。スケジュールの作成、編集、複製、削除を参照してください。
スケジュールの複製
既存のスケジュールを複製します。スケジュールの作成、編集、複製、削除を参照してください。
選択したスケジュールの削除
選択されたスケジュールを削除します。スケジュールの作成、編集、複製、削除を参照してください。
スケジュールを今実行する
選択されたスケジュールをすぐに実行します。手動でのスケジュールの実行を参照してください。
スケジュールタスクの有効化または無効化
[スケジュール] パネルでスケジュールを有効または無効にすることができます。チェックボックスアイコン をクリックして、次のいずれかのコマンドを選択します。スケジュールの有効化と無効化を参照してください。
 
選択項目
目的
選択したスケジュールを有効にする
選択したスケジュールを有効にします。
選択したスケジュールを無効にする
選択したスケジュールを無効にします。
すべてのスケジュールを有効にする
[スケジュール] パネルに一覧表示されたすべてのスケジュールを有効にします。
すべてのスケジュールを無効にする
[スケジュール] パネルに一覧表示されたすべてのスケジュールを無効にします。
メモ
グループ管理者である場合は、サーバー管理者が管理者グループを設定して、グループフォルダのデータベースに関連付けられたタスクスケジュールの詳細の有効化、無効化、作成、実行、編集または表示を許可する必要があります。詳細については、サーバー管理者に確認してください。
新しいタスクスケジュールはデフォルトで有効になりませんが、スケジュールアシスタントで該当するオプションを選択して有効にすることができます。スケジュールの有効化と無効化を参照してください。
一覧を直接操作することができます。たとえば、一覧内の項目を並べ替えるには、列タイトルをクリックします。列を別の順序に並べ替えるには、列タイトルをドラッグします。列の幅を変更するには、列タイトルの境界をドラッグします。
タスクスケジュールの完了時に FileMaker Server により電子メール通知を送信できます。ただし、この機能が特定のスケジュールに対して有効になっている場合です。スケジュールでの電子メール通知の有効化を参照してください。
24 時間後に実行するようにスケジュールの [状態] が表示される場合、サーバーの再起動が必要になる可能性があります。そのスケジュールを実行する必要があり、サーバーの再起動が簡単ではない場合は、スケジュールを複製して、複製のスケジュールを代わりに実行することができます。
タスクスケジュールが実行されると、FileMaker Server によりエントリが「Event.log」ファイルに追加されます。ログファイルのエントリの参照を参照してください。
FileMaker Server により、Admin Console およびコマンドラインインターフェースから次の個々のキューに、タスクおよびファイル関連コマンドが保存されます。
データベースのバックアップ、データベースの検証、およびファイル関連コマンド (たとえば、開く、閉じる、一時停止、および再開)。このキューから一度に実行されるタスクまたはコマンドは 1 つだけです。残りのタスクまたはコマンドは、現在の処理が完了するまで実行されません。
メッセージの送信、およびスクリプトの実行タスク (FileMaker スクリプトおよびシステムレベルのスクリプトファイル)。このキューからは、複数のタスクを同時に実行できます。
FileMaker Server では、両方のキューからタスクが同時に実行されます。たとえば、最初のキューにデータベースのバックアップタスクと一時停止コマンドがあり、2 つめのキューに、スクリプトの実行タスクとメッセージの送信タスクがあるとします。この場合、FileMaker Server により、データベースのバックアップ、スクリプトの実行、およびメッセージの送信タスクが同時に実行されます。一時停止コマンドは、データベースのバックアップタスクが完了するまで実行されません。
関連項目 
電子メール通知の設定
データベースおよびバックアップフォルダの設定