ふりがなオプションの定義ふりがな入力オプションは、日本語にのみ使用できる機能です。このオプションを使用すると、フィールドに入力された日本語テキストのふりがなが自動的に別のフィールドに入力されるように指定することができます。日本語のテキストには、ひらがな、カタカナ、および漢字が使用されます。漢字には複数の読み方があり、Unicode による順序設定は適切ではありません。したがって、実用的には、それぞれの漢字のふりがなでソートする必要があります。 ふりがなフィールドは、漢字のふりがなを入力することができる影のフィールドとして使用します。ふりがなフィールドを作成するには、[データベースの管理] で2つのテキストフィールドを作成し、漢字を入力する「親」フィールドを選択します。続いて、[ふりがなフィールドを使用する] オプションを使用して、漢字に対応するふりがなが表示される「子」フィールドへのリンクを設定します。このオプションを使用して定義された「子」フィールドでは、「親」フィールドのデータへのリンクが維持されます。親フィールドに日本語テキストを入力すると、入力方法に基づいて、入力された文字の読み方が推測され、読み方のテキストがふりがなフィールドに入力されます。
1.
2. [データベースの管理] ダイアログボックスで、[フィールド] タブをクリックします。
3. データベースに複数のテーブルがある場合、[テーブル:] リストから適切なテーブルを選択します。
4. [データベースの管理] ダイアログボックスの [フィールド] タブで、既存のフィールドを選択するか、新しいフィールドを定義します。
5. [オプション...] をクリックするか、フィールド名をダブルクリックします。
6. [フィールド「(フィールド名)」のオプション] ダイアログボックスで、[ふりがな] タブをクリックします。
ひらがな、カタカナ、またはローマ字で入力されたテキストをそのままの形式で表示します。
9. [OK] をクリックして [フィールド「(フィールド名)」のオプション] ダイアログボックスを閉じるか、別のタブをクリックして他のフィールドオプションを設定します。
• ふりがなフィールドの文字は入力方法に従って入力されますが、漢字を別の読み方で入力したり、文字コードを使用して入力すると、FileMaker Pro では実際の正しい読み方を正確に推測できません。
• ふりがなオプションの動作には、プラットフォームによって異なるものがあります。ふりがなフィールドを設定しているデータベースを共有する場合は、クライアントが使用しているオペレーティングシステムによってふりがなフィールドの動作が決定されます。
• Windows の場合、テキストを編集すると、そのテキストがふりがなフィールドのテキストに追加されます。ふりがなフィールドの既存のテキストは、置き換えられることなく残ります。
• Mac OS の場合、親フィールドの既存のテキストを編集すると、ふりがなフィールドの内容はすべて置き換えられます。