データベースの共有
 

データベースの共有

FileMaker Pro Advanced データベースファイルを共有する前に、共有用のファイルを用意する必要があります。次の手順でこのプロセスの概要を説明します。

1. クライアントが共有アクセスに使用するアカウントとアクセス権セットを編集する。アカウントとアクセス権セットの編集を参照してください。

2. データベースファイルを FileMaker Server にアップロードする。FileMaker Pro Advanced を使用したデータベースファイルのアップロードを参照してください。

3. [データベース] ページでファイルの状態を確認し、FileMaker クライアントがファイルを使用できるかどうかを確認する。FileMaker クライアントによるデータベースの利用の確認を参照してください。

メモ 

FileMaker Server 18 は、FileMaker Pro バージョン 16、FileMaker Pro Advanced バージョン 16、17、18、および FileMaker Go バージョン 16、17、18 をサポートしています。バージョン 16 および 17 の FileMaker Pro、FileMaker Pro Advanced、および FileMaker Go を使用するクライアントからは、FileMaker Pro 18 Advanced の機能を使用できないことに注意してください。

FileMaker Pro 11 Advanced および FileMaker Pro 11 以前で作成されたファイル (FP7 ファイル) は、FileMaker Pro 12 形式 (FMP12 ファイル) に変換する必要があります。FileMaker Pro Advanced ヘルプを参照してください。

共有データベースが、外部 SQL データソースからデータにアクセスするように設計されている場合、データベースの作成時に、FileMaker Pro Advanced を稼動しているコンピュータに設定されたのと同じ ODBC データソース名 (DSN) を FileMaker Server マスタマシンに設定する必要があります。外部 ODBC データソースへのアクセスを参照してください。

共有データベースがプラグインファイルを使用しているか、[プラグインファイルのインストール] スクリプトステップでサーバーサイドプラグインファイルの更新を許可する場合は、サーバープラグインの設定が必要です。プラグインの管理を参照してください。

FileMaker Pro Advanced のピアツーピアでのデータべースの共有は FileMaker Server マシン上では使用できません。

正しく閉じられなかったファイルを FileMaker Server で開くと、FileMaker Server は各ファイルに対して一貫性チェックを実行し、イベントログに結果を記録します。イベントログを参照してください。

関連項目 

データベースの管理

共有ファイルの閉じ方

クライアントの管理

FileMaker クライアントへのメッセージ送信

プラグインの更新での [プラグインファイルのインストール] スクリプトステップの有効化