FileMaker Server 管理者グループのアクセス権
[一般設定] > [管理者グループ] タブでグループを追加すると、[データベースの表示、メッセージの送信、クライアントの接続解除 (デフォルト)] グループアクセス権が有効になります。これらの最小のグループアクセス権で、すべてのグループ管理者は自分の管理者グループに対して次のタスクを実行できます。
• [アクティビティ] > [クライアント] と [アクティビティ] > [データベース] タブにグループのクライアントおよびデータベースを表示する。
• [スケジュール] パネルにデータベースに関するグループのスケジュールを表示する。
• [アクティビティ] > [クライアント] タブに一覧表示される接続された FileMaker クライアントにテキストメッセージを送信する。
• [アクティビティ] > [クライアント] タブに一覧表示される FileMaker クライアントの接続を解除する。
• 開始ページとテクノロジーテストページを開く。
• [FileMaker Server ヘルプ] を開く。
重要 グループ管理者がすべてのグループのクライアント、データベース、またはスケジュールの合計数を表示できる場合があります。
管理者グループを設定するときに、[権限の編集] ダイアログボックスで次のグループアクセス権を選択し、管理者グループに対してグループ管理者に許可するタスクを指定することもできます。
選択するアクセス権 | グループ管理者に許可する操作 |
データベースに対する処理の実行 | グループフォルダを開く/閉じる、グループフォルダの検証、一時停止、再開、または削除、および [アクティビティ] > [データベース] タブに表示されるすべてのクライアントへのメッセージの送信。グループ管理者は、データベースのダウンロードおよび暗号化パスワードの消去も行うことができます。データベースをアップロードするには、グループ管理者は、FileMaker Pro を使用してデータベースを FileMaker Server にアップロードする必要があります。 |
スケジュールに対する処理の実行 | メッセージを送信スケジュールのみの作成、およびこのスケジュールに対する [スケジュール] パネルのすべての操作の実行。 |
データベースのバックアップ | バックアップスケジュールのすべての操作の実行。このオプションを選択するには、[スケジュールに対する処理の実行] を選択する必要があります。 |
データベースの検証 | 検証スケジュールのすべての操作の実行。このオプションを選択するには、[スケジュールに対する処理の実行] を選択する必要があります。 |
スクリプトの実行 | スクリプトの実行スケジュールのすべての操作の実行。このオプションを選択するには、[スケジュールに対する処理の実行] を選択する必要があります。 |
すべてのグループの使用状況とログの表示 | FileMaker Server の使用状況とログの表示。 メモ このアクセス権を付与すると、グループ管理者は自分の管理グループに特定の使用状況とログだけでなく、FileMaker Server のインストールに関するすべての使用状況とログを表示できます。 |
グループ起動センターの表示と管理 | 管理者グループのグループ起動センターの表示および設定。 |
メモ バックアップ、検証、スクリプトの実行のスケジュールでは、グループ管理者が実行できるのは、グループフォルダまたはサブフォルダ内のデータベースに対する操作だけです。
グループ管理者には、次のタスクの実行は許可されません。
• データベースサーバーまたは Web 公開エンジンの起動または停止する。
• Admin Console の設定の表示または変更。[グループ起動センターの表示と管理] アクセス権を有効にしている場合、グループ起動センターの設定は除きます。
• スケジュールとグループ設定の保存およびロード。
• Filemaker Server 展開のマシンの台数と役割の変更。
• FileMaker Server ライセンスキーの更新。
• FileMaker Server の登録。
• FileMaker Server の更新を確認します。
関連項目