一般設定の設定 : Admin Console の設定
 
Admin Console の設定
メモ  次の情報は、サーバー管理者向けです。
[一般設定] > [Admin Console] タブでは、次の設定を指定することができます。
Admin Console が、IP アドレスで指定される特定のシステム、またはシステムの範囲に対して稼動することを制限します。
FileMaker Server Admin Console を使用して、FileMaker Server がインストールされていてデータベースがホストされているマシンとは異なるマシンから、FileMaker Server をリモートで制御 (管理) することができます。
現在コンソールが稼動しているシステム、または指定した IP アドレスのシステムの Admin Console へのアクセスを制限することができます。
FileMaker Server 管理者のユーザ名またはパスワードを変更するか、または外部認証グループのメンバーに Admin Console へのログインを許可します。
FileMaker Server の更新を確認します。
Admin Console の設定を指定するには、次の操作を行います。
1. [一般設定] > [Admin Console] タブをクリックします。
 
目的
実行方法
指定した IP アドレスに対して Admin Console を制限する
[アクセス制限] では、次の設定を行います。
[アクセス制限を有効にする] を選択します。
1 つまたは複数の IP アドレスを入力します。複数の場合はコンマで区切ります。
メモ  この設定を変更した場合は、マスタマシンの FileMaker Server を再起動します。FileMaker Server サービスの起動または停止 (Windows)またはFileMaker Server バックグラウンドプロセスの起動または停止 (OS X)を参照してください。
重要  アクセス制限を有効にしても、マスタマシン上で FileMaker Server Admin Console を実行することができます。
Admin Console のアカウントのユーザ名とパスワードを変更する
[認証] では、次の設定を行います。
1. [ユーザ名/パスワードを変更...] をクリックして、ダイアログボックスを開きます。
2. [新ユーザ名] に新しい Admin Console ユーザ名を入力します。現在のユーザ名を維持する場合は、このフィールドを空白にします。
3. [現在のパスワード] を入力します。
4. [新パスワード] を入力し、同じパスワードを再度 [パスワード確認] に入力します。
パスワードの値を入力すると、パスワードの強度が判断されます。強力なパスワードを使用することをお勧めします。パスワードの強度については、パスワードの強度の理解を参照してください。
5. パスワードを忘れた場合のために [パスワードのヒント] を入力します。
このヒントは、ユーザ名とパスワードの入力が 3 回試行された後に開始ページに表示されます。
6. [OK] をクリックします。
この変更はただちに有効となります。
メモ  Admin Console パスワードはデータベースサーバーによって安全にハッシュされるので、オリジナルのテキストが抽出されることはありません。新しいパスワードを入力した場合、パスワードが変更されたかどうかがデータベースサーバーによってチェックされ、新しいパスワードが自動的にハッシュされます。
外部認証グループのメンバーに Admin Console へのログインを許可する
[外部グループを使用する] を選択して、オプションのドメインまたはローカルマシン名を入力し、続けて外部認証グループ名を入力します。例: groupname、domain¥groupname、または groupname@localmachine。外部認証グループは、fmsadmin グループ、または管理者グループに関連付けられていない、別の外部認証グループにできます。管理者グループの追加を参照してください。
次の形式のいずれかでドメイン、またはローカルマシン名を指定して、FileMaker Server がユーザの認証時に検索する外部認証グループの数を制限できます。
domain¥group、または localmachine¥group
group@domain、または group@localmachine
ドメイン名、またはローカルマシン名を指定しない場合、FileMaker Server はこれらのプラットフォームで次のように外部認証グループを検索します。
OS X: ローカルマシンのみを検索
Windows: コンピュータがドメインのメンバーである場合はそのドメインを検索してから、ローカルマシンを検索
外部グループの設定をテストするには、[外部グループのテスト] をクリックします。テストに失敗した場合は、外部グループ名情報を検証します。
FileMaker Server の更新を確認します。
[更新の確認] で、[FileMaker Server の更新の確認を有効にする] を選択します。
更新の確認は、[ヘルプ] メニュー > [更新の確認...] を選択して行うこともできます。更新の確認を参照してください。
2. [保存] をクリックします。
重要  権限のないユーザが誤ってサーバー管理者として Admin Console にログインしないように、Admin Console ユーザ名とパスワードが Admin Console や管理者グループに関連付けられている外部認証グループのユーザ名やパスワードと一致しないようにしてください。固有のユーザ名と最低 8 文字の文字と数字を組み合わせた推測されにくいパスワードを使用してください。Admin Console のユーザ名と管理者グループ名では大文字と小文字は区別されませんが、パスワードでは大文字と小文字が区別されることに注意してください。外部認証グループの使用に関する追加の重要なガイドラインについては、Admin Console および管理者グループに対する外部認証を参照してください。
関連項目 
データベースサーバーのセキュリティ設定
一般設定の設定