スケジュールの保存およびロード
 

スケジュールの保存およびロード

FileMaker Server を同じマシンに再インストールするか、別のマシンにインストールを移動する必要がある場合は、現在のインストールに構成されているスケジュールの設定を保存できます。FileMaker Server のインストールが完了した後、スケジュールの設定をロードして新しいインストールですぐに構成できます。次の手順でこのプロセスの概要を説明します。

重要  スケジュールを保存する際、スケジュール設定ファイルには、バックアップスケジュール、スクリプトスケジュール、メッセージスケジュール、およびデータベースの検証スケジュールが含まれます。Admin Console でスケジュール設定ファイルをロードすると、すべての既存のスケジュールが置き換えられます。

1. 現在の FileMaker Server のインストール (ソースサーバーと呼ばれる) で、スケジュール設定ファイルに既存のスケジュールの設定を保存します。このファイルを使用して、新しい FileMaker Server インストールにスケジュールを作成します。スケジュール設定の保存を参照してください。

2. FileMaker Server をインストールします。

別のコンピュータにインストールを移動する場合は、新しいコンピュータにソースコンピュータのフォルダ構造と同一のフォルダ構造を作成します。

ソースコンピュータから新しいコンピュータに、データベース、システムスクリプト、スクリプトシーケンス用の外部ファイル、およびプラグインを含めて、デフォルトデータベースフォルダおよび追加のデータベースフォルダをコピーまたは移動します。

ヒント  簡単にフォルダ構造を再作成し、データベースとその他のファイルをコピーするには、ソースコンピュータにファイルとフォルダのアーカイブを作成し、新しいコンピュータでそのアーカイブを展開します。

メモ  データベース、バックアップ、スクリプトファイル、またはプラグインが含まれる macOS のサブフォルダも、fmsadmin グループによって読み込み、および実行可能である必要があります。データベースとバックアップフォルダは、バックアップとアップロード時に fmsadmin グループによる書き込みが可能になる必要があります。環境設定や追加ファイルのフォルダを使用するプラグインやスクリプトでは、それらのファイルやフォルダへの書き込みアクセス権が必要になる場合があります。

既存のインストールからの FileMaker Server の移動の詳細については、FileMaker Server インストールおよび構成ガイドを参照してください。

3. FileMaker Server のインストールが終了した後、Admin Console でスケジュール設定ファイルをロードできます。スケジュール設定のロードを参照してください。

関連項目 

データベースファイルの手動によるアップロード