外部認証の設定
 

外部認証の設定

外部アカウントで Admin Console にアクセスまたは共有データベースにサインインできるようにするには、[管理] > [外部認証] タブをクリックします。

 

目的

実行方法

外部認証グループのメンバーに Admin Console へのログインを許可する

1. 認証グループを設定します。

ドメイン認証の場合はサーバーマシンをドメインにバインドします。詳細については、Active Directory または Open Directory のマニュアルを参照してください。

ローカル認証の場合はローカルマシングループを作成します。オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。

2. [Admin Console にサインインするための外部アカウント] で [変更] をクリックします。

3. オプションのドメインまたはローカルマシン名を入力し、続けて外部認証グループ名を入力します。例: groupname、domain¥groupname、または groupname@localmachine。外部認証グループは fmsadmin グループまたは別の外部認証グループにできます。

ドメイン認証の場合はサーバーマシンをドメインにバインドする必要があります。詳細については、Active Directory または Open Directory のマニュアルを参照してください。

4. ドメイン、またはローカルマシン名を指定して、FileMaker Server がユーザの認証時に検索する外部認証グループの数を制限できます。次の形式が有効です:

Windows Active Directory: domain¥groupgroup@domain、または group

Windows ローカルマシン: localmachine¥groupgroup@localmachine、または group

macOS Open Directory: 有効な形式として受け付けられるのは group のみ

macOS ローカルマシン: 有効な形式として受け付けられるのは group のみ

ドメイン名、またはローカルマシン名を指定しない場合、FileMaker Server はこれらのプラットフォームで次のように外部認証グループを検索します:

Windows: コンピュータがドメインのメンバーである場合はそのドメインを検索してから、ローカルマシンを検索

macOS: ローカルマシン上および Open Directory の両方でグループ名が定義されている場合はローカルマシングループを優先

5. [Admin Console にサインイン] で [外部アカウント] を [有効] に設定します。

外部認証グループのメンバーに共有データベースへのログインを許可する

1. 認証グループを設定します。

ドメイン認証の場合はサーバーマシンをドメインにバインドします。詳細については、Active Directory または Open Directory のマニュアルを参照してください。

ローカル認証の場合はローカルマシングループを作成します。オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。

2. [データベースにサインイン] で [外部サーバーアカウント] を [有効] に設定します。

FileMaker Server はこれらのプラットフォームで次のように外部認証グループを検索します:

Windows: コンピュータがドメインのメンバーである場合はそのドメインを検索してから、ローカルマシンを検索

macOS: ローカルマシン上および Open Directory の両方でグループ名が定義されている場合はローカルマシングループを優先

データベースアクセスの外部認証を参照してください。

クライアントに OAuth アイデンティティプロバイダを使用した共有データベースへのログインを許可する

OAuth アイデンティティプロバイダを使用する FileMaker クライアントの認証を参照してください。

重要  権限のないユーザが誤ってサーバー管理者として Admin Console にログインしないように、Admin Console ユーザ名とパスワードが Admin Console に関連付けられている外部認証グループのユーザ名やパスワードと一致しないようにしてください。固有のユーザ名と最低 8 文字の文字と数字を組み合わせた推測されにくいパスワードを使用してください。Admin Console ユーザ名では大文字と小文字は区別されませんが、パスワードでは大文字と小文字が区別されることに注意してください。

関連項目 

データの保護