FileMaker Pro Advanced には、ワークグループ、Web サイト、およびスタンドアロン形式の Runtime アプリケーション用の FileMaker Pro Advanced カスタム App をさらに素早く効率的に開発して展開するうえで役立つ機能が含まれています。これらの機能は、[環境設定] ダイアログボックスの [一般] タブで [高度なツールを使用する] が選択されている場合に利用できます。
高度なツールには次のものがあります:
•Developer ユーティリティ – Runtime ソリューションの作成、カスタマイズ、展開、およびデータベースファイルの暗号化に使用します。
•名前を付けて XML として保存する機能およびデータベースデザインレポート機能 – データベースの構造またはスキーマに関してあらゆる情報を網羅したドキュメントを作成します。
•スクリプトデバッガ – FileMaker スクリプトの系統的なテストおよびデバッグを行うことができます。
•データビューア – フィールド、変数、計算式の監視ができます。
•カスタムメニュー機能 – ソリューション用にカスタマイズしたメニューを作成します。
•カスタム関数ユーティリティ – ソリューション内で使用するカスタム関数を作成します。
•フィールドスキーマやテーブルスキーマをコピーする機能、およびテーブルスキーマをインポートしてマルチファイルソリューションのテーブルを 1 つのファイルに統合する機能。
•レイアウトテーマのコピーおよび貼り付け (ペースト) 機能。
メモ 高度なツールを使用するには、[環境設定] ダイアログボックスで [高度なツールを使用する] を選択した後に FileMaker Pro Advanced を再起動する必要があります。高度なツールの使用を停止するためにこの環境設定の選択を解除した場合も、FileMaker Pro Advanced の再起動が必要です。
1. Windows: [編集] メニュー > [環境設定...] を選択します。
macOS: [FileMaker Pro Advanced] メニュー > [環境設定...] を選択します。
2. [一般] タブで [高度なツールを使用する] を選択します。
3. FileMaker Pro Advanced を再起動します。