小計を指定 ([新規レイアウト/レポート] アシスタント)

[小計と総計を含める] パネルで [小計を含める] を選択すると、このパネルで総計の表示方法を定義することができます。

メモ  FileMaker Pro Advanced では、小計という用語を、小計操作に限らず、レコードの一部 (サブセット) ([区分けフィールドによるレコードのグループ化] 画面で定義したレコードのカテゴリ) のデータの平均値の算出、値のカウント、および集計などにも使用しています。

小計を指定するには、次の操作を行います。

1. [集計フィールド] で [指定...] をクリックします。

2. 一覧から集計フィールドを選択、または新たな集計フィールドを定義します。(一覧で集計フィールドタイプとして定義されたフィールドのみが選択できます。)

現在のテーブルで集計フィールドを定義するには、[追加] ボタンをクリックします。[集計フィールドのオプション] ダイアログボックス ([新規レイアウト/レポート] アシスタント) を参照してください。

別のテーブルの集計フィールドを定義するには、一覧から [データベースの管理...] を選択します。集計フィールドの定義を参照してください。

メモ  集計フィールドを定義するには、完全アクセス権が必要です。

3. [OK] をクリックします。

4. [区分けフィールド] で、区分けフィールドを選択します。

たとえば、都道府県別に販売実績の小計を算出する場合には、[都道府県] のフィールドを選択します。この一覧には、[区分けフィールドによるレコードのグループ化] パネルで選択したフィールドのみが表示されます。

5. [配置] で、オプションを選択します。

6. [小計を追加] をクリックします。

メモ 

小計を削除するには、[小計:] で小計の定義を選択して、[小計を削除] をクリックするか、一覧内で小計をダブルクリックします。

小計の定義を変更するには、小計の定義を削除してから再度定義します。

このパネルで小計を定義すると、前部小計パートが定義されます。[小計の配置] で [レコードグループの前部] または [前部と後部] を選択した場合は、後部集計パートも定義されます。ページやページ番号などの設定は、アシスタントを終了した後で変更することができます。レイアウトパートの変更を参照してください。

[配置] で [レコードグループの後部] を選択すると、FileMaker Pro Advanced では指定された区分けフィールドと集計フィールドを含む後部小計パートだけでなく、区分けフィールドのみを含む前部小計パートも作成されます。

同一の区分けフィールドに対して複数の小計を同じ配置で定義した場合、レポートの小計パート内の集計フィールドの順序は、アシスタント内で小計を定義した順序によって決まります。集計フィールドの順序は、アシスタントを終了した後で変更することができます。

関連項目 

レイアウトの作成