リファレンス > 関数リファレンス > オブジェクト関数 > HexDecode
 

HexDecode

16 進フォーマットでエンコードされたテキストからのオブジェクトまたはテキスト内容を返します。

構文 

HexDecode (データ {; 拡張子を含むファイル名})

引数 

データ - デコードする 16 進データを含むテキスト式またはテキストフィールド

拡張子を含むファイル名 - 返される内容をオブジェクトフィールドに保存するときに使用するファイル名と拡張子を含むテキスト式またはテキストフィールド

戻り値のデータタイプ 

テキスト、オブジェクト

起点 

FileMaker Pro 16.0

説明 

16 進エンコード値をデコードして結果をテキストフィールド (またはテキストデータとして使用される変数) で返すには、データ引数に UTF-8 形式から 16 進エンコードされたテキストを指定します。

バイナリデータを表す 16 進エンコード値をデコードするには、結果をオブジェクトフィールド (またはオブジェクトデータとして使用される変数) で返すようにして拡張子を含むファイル名引数を指定します。ファイル名や拡張子を指定しないと、この関数はオブジェクトデータではなくテキストを返します。

メモ 

この関数は Runtime ソリューションではサポートされず「?」を返します。

例 1 

HexDecode ("46696C654D616B6572") は「FileMaker」を返します。

例 2 

テキストフィールドに含まれる 16 進データをデコードして「key.data」という名前のファイルとしてオブジェクトフィールドに保存します。

フィールド設定 [テーブル::オブジェクト ; HexDecode (テーブル::テキスト ; "key.data")]

関連項目 

関数リファレンス (種類順)

関数リファレンス (名前順)

計算式について

関数について

計算フィールドの定義

計算式での演算子の使い方