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Get (アカウント名)

ファイルの現在のユーザによって使用されている認証アカウント名を返します。

構文 

Get (アカウント名)

引数 

なし

戻り値のデータタイプ 

テキスト

起点 

FileMaker Pro 7.0

説明 

ユーザがデフォルトの Admin アカウント認証される場合、Get (アカウント名) は「Admin」を返します。FileMaker Pro Advanced ゲストアカウントが使用されている場合は、「[Guest]」が返されます。

外部サーバー、FileMaker ID アイデンティティプロバイダシステム、またはグループ資格情報による OAuth アイデンティティプロバイダで認証するアカウントの場合、Get (アカウント名) は、ファイルの現在のユーザによって使用されている認証アカウントの名前を返します。ユーザが属するグループの名前ではありません (グループの名前は、FileMaker Pro Advanced でアカウントアクセスとアクセス権を定義すると、[セキュリティの管理] ダイアログボックスに表示されます)。

メモ 

計算では、Get (アカウント名) から返されるアカウント名に大文字と小文字のどちらが使用されているかに左右されないようにする必要があります。Lower などの関数を使用して、返されるテキストを既知のケースに変更することができます。

例 1 

bob@example.com がデータベースファイルにサインインするために使用された FileMaker ID ユーザ名の場合に、「bob@example.com」を返します。

例 2 

ユーザが Bob アカウント (FileMaker ファイルアカウント) にサインインするときに「BOB」と入力した場合、Get (アカウント名) は「BOB」を返します。

関連項目 

セキュリティの管理

Get (ユーザ名) 関数

関数リファレンス (種類順)

関数リファレンス (名前順)

計算式について

関数について

計算フィールドの定義

計算式での演算子の使い方