高度なツールの使用 > 開発者としての責任
 

開発者としての責任

メモ  この情報は、[環境設定] ダイアログボックスの [一般] タブで [高度なツールを使用する] が選択されている場合に使用できる機能に関するものです。高度なツールの使用を参照してください。

ソフトウェアライセンスの遵守

FileMaker Pro Advanced のソフトウェアライセンスでは、FileMaker Pro Advanced Runtime データベースソリューションをいくつでも無償で配布することが許可されています。ただし、次の条件を含む遵守しなければならない条件がいくつかあります:

すべてのエンドユーザにテクニカルサポートを提供する必要があります。

作成者の名前と住所、およびテクニカルサポートの電話番号が含まれる「情報 (「About」スクリーン)」レイアウトを提供する必要があります。

メモ  FileMaker Pro Advanced ソフトウェアを使用する前に、FileMaker Pro Advanced インストーラによって表示される FileMaker Pro Advanced ソフトウェアライセンスの条項を読み、同意する必要があります。

FileMaker によるファイルの修復

FileMaker, Inc. では、ファイルの修復に関する所定の手続きを設定しています。ユーザがこれらの手続きに準拠している場合、FileMaker は、ユーザに修復ファイルを提供することがあります。

メモ  FileMaker は、アカウント名およびパスワードは修復しません。

パスワードが指定されたデータベースファイルを頒布するか、完全アクセス権を取り除いている場合に、このサービスを要求したユーザのファイルを FileMaker が修復することを希望しない場合、次の作業を行う必要があります:

1. 本人以外は提供できないデータベースソリューションまたはパスワード、またはその両方が使用されていることを書面でユーザに通知し、通知文書を保管します。

2. データベースのどのレイアウトからでもアクセス可能な「情報 (「About」スクリーン)」レイアウトが、Runtime データベースソリューションの全ファイルに含まれている必要があります。

Developer ソリューションのドキュメント化を参照してください。

3. レイアウト名は、「ソリューション名について...」の形式である必要があります。

4. 「情報 (「About」スクリーン)」レイアウトに次の項目が含まれている必要があります:

ソリューション名

会社名と連絡先情報

サポートポリシー (例: テクニカルサポート方法と対応時間)

5. 「情報 (「About」スクリーン)」レイアウトには次の警告メッセージを表示する必要があります:

警告: このデータベースソリューションには、上記に指定したデベロッパのみが提供できるパスワードが含まれています。

6. Developer ユーティリティの [管理アクセスをファイルから完全に削除] オプションを選択して、完全アクセス権をデータベースソリューションから完全に取り除いた場合、「情報 (「About」スクリーン)」レイアウトには、次のものと同一の警告を表示する必要があります:

警告: このファイルはカスタマイズできません。このデータベースソリューションのカスタマイズに関する情報については、上記ソリューションデベロッパにご確認ください。

FileMaker ファイルのアカウントとアクセス権の保護機能だけでは、ユーザによるファイルへのアクセスを完全には防止できません。FileMaker は、ユーザが他社のソリューションやツールを使用してパスワードを判別したり、バイパスすることがないとは保証できません。したがって、FileMaker では、コンサルティングや開発の労力を保護するため、パスワード以外の適切な手順も実行することをお勧めします。

ユーザとの間に問題がある場合、直接そのユーザと問題を解決する必要があります。FileMaker では、そのような問題を解決できません。また解決を試みることもありません。

メモ  クリエータコードは、選択したクリエータコードが固有であることを保証するために Apple Inc. に登録する必要があります。FileMaker は fFmp クリエータコードを Apple Inc. に登録しているため、5 文字の拡張子として .fmpur を使用することができます。Apple Developer Support、または developer.apple.com の Web サイトにアクセスして他のクリエータコードを登録してください。

関連項目 

セキュリティの管理

Runtime ソリューションの名前付け