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ValueCount

指定したテキスト内の値の合計数を返します。

構文 

ValueCount (テキスト)

引数 

テキスト - 任意のテキスト式またはテキストフィールド

戻り値のデータタイプ 

数字

起点 

FileMaker Pro 7.0

説明 

値とは、改行で区切られたテキスト項目です。複数の項目をまとめて、改行で区切られた値の一覧を作成することができます。値には、空白、1 文字、単語、文章、または段落を使用することができます。Enter キー (Windows) または return キー (macOS) を押すと、新しい値が作成されたことになります。最後の値は、後の改行の有無に関係なく認識されます。

次の例のように、テキストの引数がテキスト文字列の場合は、一覧の各項目の間に改行文字を挿入する必要があります。改行文字を挿入するには、[計算式の指定] ダイアログボックスで ボタンをクリックします。

メモ 

テキストの最後の文字が改行の場合、ValueCount は改行を値として認識しません。

ValueCount やその他の値の一覧を使用する関数では、次のすべての文字を値の区切り文字として認識します:

 

文字の名称

Unicode コードポイント

ラインフィード

10

キャリッジリターン

13

行区切り

8232

段落区切り

8233

値の一覧を参照する場合、これらの区切り文字を参照するために「キャリッジリターン」が使用されます。

例 1 

ValueCount ("項目 1 ¶ 項目 2 ¶ 項目 3") は、「3」を返します。

例 2 

ValueCount (ValueListItems ("従業員" ; "従業員名")) は、「従業員」データベースファイルの「従業員名」値一覧の値の合計数を返します。

関連項目 

関数リファレンス (種類順)

関数リファレンス (名前順)

計算式について

関数について

計算フィールドの定義

計算式での演算子の使い方