Web ビューア内での URL エンコーディング

FileMaker Pro Advanced は Web ビューアの Web アドレスを評価し、URL をエンコードし、次にこの URL を使用して Web ページをロードしようとします。FileMaker Pro Advanced は次の URL エンコードルールを使用して、最も一般的な問題点だけを修正します。

次の文字は自動的にエンコーディングされません:

ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz
0123456789-_.~!*'();:@=+$,/?[]

アンパサンド (&) は後にスペースが続く場合にのみエンコーディングされます。たとえば、「& 」はエンコーディングされますが、「&x」はエンコーディングされません。

シャープ記号 (#) は後に数字 (0 から 9) が続く場合にだけエンコーディングされます。

バックスラッシュ (\) とパーセント (%) 文字は、常にエンコーディングされます。

他のすべての文字は常にエンコーディングされます。

メモ 

上記のすべての文字は、Unicode 文字です。文字がエンコーディングされる場合、URL エンコーディング標準のとおり、(最初のバイトが 00 でない限り) 両方のバイトがエンコードされます。www.w3.org/Addressing/ を参照してください。

FileMaker Pro Advanced はすべての URL エンコードの問題点を解決できるわけではないため、Web ビューアをテストして、その URL が正しくエンコードされていることを確認します。

FileMaker Pro Advanced では [Web ビューアの設定] ダイアログボックスで、[URL を自動的にエンコード] チェックボックスを解除すると、URL を自動的にエンコードしないように設定できます。このオプションの選択が解除されると、URL は入力されたままの形式になります。

関連項目 

レイアウト上での Web ビューアの使用