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IsValid

データが無効な場合には「0」(偽) を返します。それ以外の場合は「1」(真) を返します。

構文 

IsValid (フィールド)

引数 

フィールド - 任意のフィールド

戻り値のデータタイプ 

数字

起点 

FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン

説明 

次のような場合に「0」(偽) を返します:

フィールドタイプが一致しないため (日付フィールドにテキストが入力されているなど)、フィールドに無効な値が含まれている場合

FileMaker Pro Advanced は、参照先のフィールドが定義されている関連テーブルを特定できない状態になっている (一時的な場合も含む)

フィールドが関連テーブルから削除されたため、ソーステーブルからそのフィールドへの参照が無効になっている

その他の場合は、「1」(データが有効) を返します。

メモ 

IsValid では、[データベースの管理] ダイアログボックスで定義された入力値の制限オプションはチェックされません。入力値の制限オプションを定義して、データ入力およびインポート中にデータが正しくフィールドに入力されていることを確認してください。入力値の制限の設定を参照してください。

例 1 

IsValid (日付フィールド) は、たとえばテキストがインポートされているなど、「日付フィールド」に日付以外のデータがある場合、「0」を返します。

例 2 

IsValid (金額) は、数字フィールド「金額」にテキストしかない場合、「0」を返します。

例 3 

IsValid (テーブル::フィールド) は、関連テーブルの名前が変更されたり、リレーションシップが新しいファイル名に更新されていない場合、「0」を返します。

関連項目 

関数リファレンス (種類順)

関数リファレンス (名前順)

計算式について

関数について

計算フィールドの定義

計算式での演算子の使い方