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データベースのスキーマのドキュメント化

メモ  この機能は、[環境設定] ダイアログボックスの [一般] タブで [高度なツールを使用する] が選択されている場合に使用できます。高度なツールの使用を参照してください。

データベースデザインレポート機能を使用すると、データベースのスキーマをドキュメント化して、HTML または XML ファイルに出力することができます。

データベースデザインレポートを使用して、次の操作を行うことができます:

現在開いているデータベースのレポートを生成する

データベースの構造に関する統計を収集する

元のデータベースファイルが失われた場合に、レポートの情報を使用してデータベースの構造を再作成する

データベーススキーマをテキストで表して確認する

文書化するデータベースの要素 (フィールドリレーションシップ、およびスクリプトなど) とテーブルを選択する

破損した参照、リレーションシップ、計算式などのトラブルシューティング

HTML 形式のデータベースデザインレポートには、各データベースファイルのほとんどの要素のスナップショットを提供するレポートの概要が含まれます。レポートの概要には、各データベースファイル内のすべての要素に関する詳細情報へのハイパーリンクが設定されています。

XML 形式のデータベースデザインレポートにも各データベースの要素についての情報が含まれており、必要な形式に変換することができます。データベースデザインレポート XML を使用してデータベース構造を分析または処理できるツールを作成できます。『FileMaker Pro Advanced Database Design Report XML Output Grammar』を参照してください。

データベースデザインレポートを生成するには、次の操作を行います。

1. データベースデザインレポートを生成するすべてのファイルに対して、完全アクセス権が必要です。

データベースデザインレポートを生成するすべてのファイルに対して、完全アクセス権が必要です。また、ファイルを FileMaker Pro Advanced で開く必要があります。

2. [ツール] メニュー > [データベースデザインレポート...] を選択します。

3. [使用できるファイル] の一覧で、レポートから除外するファイルに対応するチェックボックスの選択を解除します。

4. レポートから除外するテーブルが含まれるファイルがある場合は、[使用できるファイル] の一覧のチェックボックスに加えてファイル名を選択します。

5. [レポートに含める] で、レポートから除外する要素を解除します。

6. デフォルトの HTML 形式ではなく、XML 形式でレポートを発行する場合は、[レポート形式] セクションで [XML] を選択します。

7. [作成] をクリックしてから [保存] をクリックして、データベースデザインレポートを保存します。

メモ 

HTML レポートで提供される情報は、XML バージョンで提供される情報のサブセットです。

関連項目 

テーブルスキーマのコピーまたはインポート

データベースの保護