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Char

数値内の Unicode コードポイントに文字を返します。

構文 

Char (数値)

引数 

数値 - 1 つまたは複数の Unicode コードポイントを表す数値

戻り値のデータタイプ 

テキスト

起点 

FileMaker Pro 10.0

説明 

数値内の 5 桁の各グループが Unicode コードポイントとして処理され、5 桁のグループの文字がテキストで返されます。

数値が 0 の場合、関数は空の文字列を返します。

数値が 1 と 99,999 の間にある場合、関数は 1 文字を返します。

数値に 5 桁以上の数字が含まれる場合は、関数はそれらのコードポイントで表した文字の文字列を返します。

メモ 

Unicode 文字によっては、1 つのコードポイントでも複数のコードポイントでも表すことができる場合があります。たとえば、文字 ä は、文字 a¨ (分音記号) または 1 文字の ä で表すことができます。この種の単一コードポイントの文字は、事前に作成された文字または複合文字と呼ばれます。

例 1 

Char (0)空の文字列 ("") を返します。

Char (97) は「a」を返します。

Char (98) は「b」を返します。

Char (9800097) は「ab」を返します。

Char (228) は「ä」を返します。

例 2 

Char (77600097) は「ä」を返します。この場合、数値は 2 つの Unicode 文字を表します。文字 a と分音記号です。これらの 2 つの文字が一緒に文字列に表示された場合、これらは 1 文字で表示されます。

関連項目 

関数リファレンス (種類順)

関数リファレンス (名前順)

計算式について

関数について

計算フィールドの定義

計算式での演算子の使い方

Code 関数