リファレンス > 関数リファレンス > 論理関数 > Case
 

Case

一連の条件を元に可能な結果の 1 つを返します。

構文 

Case (条件 1 ; 結果 1 {; 条件 2 ; 結果 2 ; ... ; デフォルト値})

引数 

条件 - テキストまたは数値

結果 - 式に対応する結果

中カッコ { } 内の引数はオプションです。

戻り値のデータタイプ 

テキスト、数字、日付、時刻、タイムスタンプ、オブジェクト

起点 

FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン

説明 

Case 関数はそれぞれの式を順に評価し、真の式が見つかった場合にその式の結果に指定されている値を返します。

引数リストの最後にデフォルトの結果を含めることができます。真と評価を返す式がない場合、Case 関数はデフォルトの結果に指定されている値を返します。デフォルトの結果が入力されていない場合、Case は空の結果を返します。

例 1 

Case (点数 >= 90 ; "優" ; 点数 > 50 ; "可" ; "不可") は点数が 90 点以上の場合は「」、50 点より大きく 90 点より小さい場合は「」、その他の場合は「不可」と表示します。

例 2 

Case (輸送方法 = "トラック便" ; 2 ; 輸送方法 = "航空便" ; 10) は「輸送方法」フィールドの値が「トラック便」の場合は「2」、「航空便」の場合、「10」を返します。

関連項目 

関数リファレンス (種類順)

関数リファレンス (名前順)

計算式について

関数について

計算フィールドの定義

計算式での演算子の使い方