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バックアップスケジュールの複数のバックアップの保持の概要
メモ  次の情報は、サーバー管理者およびグループ管理者向けです。
バックアップスケジュールで選択したデータベースのバックアップの保持数を選ぶには、スケジュールアシスタントで [保持するバックアップの最大数] オプションを使用します。最大数は 99 ですが、99 のバックアップを維持するとマシンのディスク容量が足りなくなる可能性があります。
たとえば、1 日 1 回午後 6:00 に実行され、最大 7 つのバックアップを保持するバックアップスケジュールを作成すると、1 週間分の毎日のバックアップになります。バックアップスケジュールの 8 日目には、前週の初日に作成された最も古いバックアップが自動的に削除され、現在の週の 1 日目の新しいバックアップに置き換えられます。
バックアップスケジュールが実行されるたびに、FileMaker Server は、バックアップスケジュールで指定した [バックアップフォルダ] 内に新しいサブフォルダを作成します。新しいサブフォルダの名前は、スケジュール名と、バックアップスケジュール実行時のローカルサーバーの日時を組み合わせたものになります (例: 毎日_2016-07-25_1800)。バックアップの合計数が指定した最大数に達すると、[バックアップフォルダ] 内にある最も古いバックアップサブフォルダが自動的に削除されます。
メモ
新しいバックアップのバックアップ先ディスクに十分な容量がない場合、FileMaker Server は最も古いバックアップサブフォルダを 1 つまたは複数削除して最新のバックアップに必要な空きディスク容量を作成します。
バックアップスケジュールの名前を変更した場合、新しい名前に合わせて既存のすべてのバックアップサブフォルダの名前が変更されます。
バックアップスケジュールの [バックアップフォルダ] を変更した場合、FileMaker Server は既存のバックアップサブフォルダを自動的に移動することはできません。保持するバックアップの最大数としてカウントするには既存のバックアップサブフォルダを新しい [バックアップフォルダ] に手動で移動する必要があります。
[保持するバックアップの最大数] を減らした場合、FileMaker Server は余分なバックアップフォルダを最も古いものから順に削除します。
[保持するバックアップの最大数] を 0 に設定すると、FileMaker Server ではタイムスタンプ付きのサブフォルダを作成せずにバックアップファイルが指定された保存先のフォルダに直接配置します。
バックアップスケジュールからデータベースを取り除いた場合や、データベースがすでに共有されていない場合、FileMaker Server はバックアップスケジュールが実行されるたびに順次バックアップの最大数に達するまで、最終的にはすべてのバックアップサブフォルダからそのデータベースを削除します。
関連項目 
データベースバックアップのスケジュール
データベースバックアップスケジュールのヒント
バックアップスケジュールからのデータベースファイルの復元
バックアップフォルダおよびオプションの選択