データベースの共有
 
データベースの共有
メモ  次の情報は、サーバー管理者およびグループ管理者向けです。
FileMaker Pro データベースファイルを共有する前に、共有用のファイルを用意する必要があります。次の手順でこのプロセスの概要を説明します。
1. クライアントが共有アクセスに使用するアカウントとアクセス権セットを編集する。アカウントとアクセス権セットの編集を参照してください。
2. データベースファイルを FileMaker Server にアップロードする。FileMaker Pro を使用したデータベースファイルのアップロードを参照してください。
3. [アクティビティ] > [データベース] タブで、ファイルの状態を確認し、FileMaker クライアントがファイルを使用できるかどうかを確認する。FileMaker クライアントによるデータベースの利用の確認を参照してください。
メモ
FileMaker Server 16 は、FileMaker Pro バージョン 14、15、16、および FileMaker Go バージョン 14、15、16 をサポートしています。FileMaker Pro バージョン 14 と 15、および FileMaker Go バージョン 14 と 15 を使用するクライアントからは、FileMaker Pro 16 の機能を使用できないことに注意してください。
FileMaker Pro 11 以前で作成されたファイル (.fp7 ファイル) は、FileMaker Pro 12 の形式 (.fmp12 ファイル) に変換する必要があります。FileMaker Pro ヘルプを参照してください。
共有データベースが、外部 SQL データソースからデータにアクセスするように設計されている場合、データベースの作成時に、FileMaker Pro を稼動しているコンピュータに設定されたのと同じ ODBC データソース名 (DSN) を FileMaker Server マスタマシンに設定する必要があります。外部 ODBC データソースへのアクセスを参照してください。
共有データベースがプラグインファイルを使用しているか、[プラグインファイルのインストール] スクリプトステップでサーバーサイドプラグインファイルの更新を許可する場合は、サーバープラグインの設定が必要です。プラグインの管理を参照してください。
FileMaker Pro のピアツーピアでのデータべースの共有は FileMaker Server マシン上では使用できません。
正しく閉じられなかったファイルを FileMaker Server で開くと、FileMaker Server は各ファイルに対して一貫性チェックを実行し、イベントログに結果を記録します。イベントログを参照してください。
最大 125 の FileMaker Pro データベースファイルを FileMaker Server で共有し、FileMaker Server の起動時に自動的に開くことができます。
グループ管理者である場合は、サーバー管理者が管理者グループを設定して、データベースのグループフォルダへのアップロードを許可する必要があります。詳細については、サーバー管理者に確認してください。
関連項目 
データベースの管理
共有ファイルの閉じ方
クライアントの管理
サーバーの使用状況の表示
[クライアント] 一覧内の FileMaker クライアントへのメッセージの送信
サーバーサイドプラグインの更新での [プラグインファイルのインストール] スクリプトステップの有効化