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管理者グループの管理
メモ  次の情報は、サーバー管理者向けです。
サーバー管理者は、管理者グループを使用して、データベース管理タスクを別のユーザに委任できます。FileMaker Server の排他的で完全な制御を保持します。グループ管理者には FileMaker Server の構成が許可されず、サーバー管理者がグループ管理者に許可するデータベース管理タスクを指定します。詳細については、管理者グループの設定を参照してください。
1. [一般設定] > [管理者グループ] タブをクリックします。
2. [追加] をクリックします。
3. 管理者グループの設定情報を入力します。
目的
実行方法
管理者グループのグループ名とパスワードを入力する
グループ名: グループ管理者は、Admin Console へのログイン時にこの名前を入力します。グループにサーバー管理者名と同じ名前を付けることはできません。最大文字数は 50 文字です。名前内にスラッシュ (/) は使用できません。
グループパスワードおよびパスワード確認: パスワードの強度の理解を参照してください。
パスワードのヒント: このヒントは、ユーザ名とパスワードの入力が 3 回試行された後にログインページに表示されます。
認証にオプションの外部グループを使用する
[外部グループを使用する] を選択して、オプションのドメインまたはローカルマシン名を入力し、続けて外部認証グループ名を入力します。例: groupname、domain¥groupname、または groupname@localmachine。外部グループは、Admin Console アカウントと関連付けることはできません。Admin Console の設定を参照してください。
次の形式のいずれかでドメイン、またはローカルマシン名を指定して、FileMaker Server がユーザの認証時に検索する外部グループの数を制限できます。
domain¥group、または localmachine¥group
group@domain、または group@localmachine
ドメインまたはローカルマシン名を指定しない場合は FileMaker Server は次の場所を検索します。
macOS: ローカルマシンのみ
Windows: ドメイン。コンピュータがドメインのメンバーである場合は続いてローカルマシン
外部グループの認証設定をテストするには、[外部グループのテスト] をクリックします。
重要  外部認証グループの使用に関するガイドラインについては、Admin Console および管理者グループに対する外部認証を参照してください。
管理者グループと関連付けるデータベースを含む FileMaker Server グループフォルダを選択する
[フォルダを選択...] をクリックします。FileMaker Server グループフォルダを選択します。FileMaker Server グループフォルダを参照してください。
管理者グループに関連付けられていない選択可能なフォルダは、[フォルダの選択] ダイアログボックスで次のフォルダアイコンによって示されます: 管理者グループに関連付けられていないフォルダを示すアイコン
管理者グループにすでに関連付けられていて他のグループで選択できないフォルダは、次のグループフォルダアイコンによって示されます: 管理者グループに関連付けられているフォルダを示すアイコン
グループフォルダとして選択できない既存のグループフォルダの親フォルダまたはサブフォルダは、次のフォルダアイコンによって示されます: 管理者グループに関連付けられているフォルダを示すアイコン
FileMaker Server 管理者グループのアクセス権を選択する
[詳細] タブでグループのアクセス権を選択します。FileMaker Server 管理者グループのアクセス権を参照してください。
管理グループのグループ起動センターを設定する
[グループ起動センター] タブをクリックして、[グループ起動センターを有効にする] を選択します。
管理者グループを取り除く
[グループ名] の名前を選択してから [削除] をクリックします。
メモ  グループを取り除いても、グループフォルダのデータベースとすべての関連付けられたスケジュールは取り除かれません。
メモ
関連付けられた外部認証グループのユーザは、グループ名とパスワード、および外部ユーザ名とパスワードを使用してログインできます。Admin Console および管理者グループに対する外部認証を参照してください。
グループ管理者がグループにログインしている間に管理者グループのプロパティまたはアクセス権を変更すると、グループのプロパティがただちに更新されることを示すメッセージが表示され、現在のセッションが閉じます。続行するとグループ管理者のセッションが閉じます。グループのプロパティまたはアクセス権への変更を保存する前にグループ管理者に Admin Console からログアウトするように依頼してください。
スケジュールは管理者グループではなくデータベースに関連付けられています。管理者グループのグループフォルダを変更すると、[スケジュール] パネルに表示されるスケジュールは新しいグループフォルダのデータベースに関連付けられたスケジュールに変更されます。
スケジュールによって管理者グループのデータベースに対してタスクが実行される場合、グループの名前はサーバー管理者に対してのみ、[スケジュール] パネルのスケジュールの横に一覧表示されます。
保存された管理者グループのグループフォルダをサブフォルダからデフォルトまたは追加データベースフォルダに変更するには、まず保存された管理者グループを取り除く必要があります。その後、新しいグループを作成し、[フォルダの選択] ダイアログボックスでデフォルトまたは追加データベースフォルダを選択できます。
ファイルシステムツールを使用してグループフォルダの削除、名前変更、または移動を実行しても、グループ管理者は Admin Console にログインできます。元のグループフォルダ名との関連付けは無効になっていてグループにはデータベースがないため、グループ管理者がデータベース管理タスクを実行することはできません。[一般設定] > [管理者グループ] タブでグループに対して新しい有効なグループフォルダを指定する必要があります。
サーバー管理者は、システムレベルのスクリプトのスケジュールを除き、特定のグループに対するあらゆるタイプのスケジュールを作成できます。グループ管理者は、自分のグループに関して独自のシステムレベルのスクリプトのスケジュールを作成する必要があります。グループのシステムレベルのスクリプトのスケジュールが作成されると、サーバー管理者はスケジュールに対するすべての操作を実行できます。
複数のユーザが同じグループ管理者アカウントに同時にログインする場合、特定のスケジュールを編集できるのは 1 ユーザのみになります。
サーバー管理者が管理者グループの追加、変更、名前変更、削除のいずれかを実行すると、イベントが「Event.log」ファイルに記録されます。イベントログを参照してください。
関連項目 
データベースアクセスの外部認証
FileMaker Server グループ起動センター