オブジェクトデータフォルダの設定
デフォルトでは、個別のフォルダ内のオブジェクトデータはデータベースと共にバックアップされません。しかし、個別のオブジェクトフォルダをバックアップに含めるオプションを選択できます。
オブジェクトデータフォルダを指定するには、次の操作を行います。
1. [オブジェクトデータフォルダ 1 を有効にする]を選択します。
2. [オブジェクトデータのパス] にフォルダの場所の完全なパスを入力します。パスの長さは最大 255 文字です。
•Windows: パスは、filewin:/ で始まりスラッシュ (/) で終わる必要があります。
例: filewin:/ドライブ文字:/フォルダ名/
•macOS: パスは、filemac:/ で始まりスラッシュ (/) で終わる必要があります。
例: filemac:/ボリューム名/フォルダ名/
各データベースのオブジェクトフィールドのオブジェクトは、次のデータベース名と同じ名前で識別されたフォルダにある必要があります。
RC_Data_FMS¥<database_name>¥Files¥<database_name>¥<table_name>
¥<container_field_name>
3. バックアップスケジュールでオブジェクトフォルダをバックアップしておくには、[
オブジェクトデータフォルダ 1 をバックアップする] を選択します。
バックアップオプションの理解を参照してください。
4. 2 番目の追加のデータベースフォルダのフォルダを指定するには、上記の手順をフォルダ 2 に対して繰り返します。
重要 [オブジェクトデータフォルダ 1 をバックアップする] と [オブジェクトデータフォルダ 2 をバックアップする] の設定を選択すると、データベースのパフォーマンスに影響することがあります。さらに、ネットワーク上にあるオブジェクトフォルダを指定すると、ネットワークのパフォーマンスに影響することがあります。
5. [検証] をクリックして、入力したパスが正しいかどうか確認します。
メモ
•オブジェクトフォルダはデフォルトデータベースフォルダ、バックアップフォルダ、プログレッシブバックアップフォルダまたは「Scripts」フォルダの親またはサブフォルダにすることはできません。
•データベースを追加のデータベースフォルダにアップロードしてデータベースを開いた後は、[オブジェクトデータフォルダ 1 を有効にする] および [オブジェクトデータフォルダ 2 を有効にする] チェックボックスの選択を解除することや、追加のデータベースフォルダのパスを変更することはできません。追加のデータベースフォルダの使用を停止するには、まずフォルダ内のすべてのデータベースを閉じてからチェックボックスの選択を解除する必要があります。
•オブジェクトフォルダを変更する場合、古いフォルダのデータを手動で新しいフォルダに移動する必要があります。その後に新しいパスを入力します。
•追加のデータベースフォルダを有効にして、その追加のデータベースフォルダを管理者グループのグループフォルダとして選択する場合、その追加のデータベースフォルダのチェックボックスの選択を解除することはできません。追加のデータベースフォルダの使用を停止するには、まず管理者グループのグループフォルダを変更する必要があります。
管理者グループの管理を参照してください。