FileMaker クライアントの設定
 
FileMaker クライアントの設定
メモ  次の情報は、サーバー管理者向けです。
FileMaker クライアント設定を指定するには [データベースサーバー] > [FileMaker クライアント] タブをクリックします。
 
目的
実行方法
FileMaker Server で共有されているデータベースに同時にアクセス可能な FileMaker Pro クライアントの最大数を設定する
[FileMaker Pro クライアント接続の最大数] を選択し、数値を入力します。
FileMaker Server では、ユーザ接続ライセンスを使用していない FileMaker Pro クライアント接続の同時接続数に制限はありません。
メモ  ほとんどのオペレーティングシステムでは、ネットワーク接続数とプロセスで使用可能な開いているファイルの数に独自の制限が課されています。オペレーティングシステムの制限によって、同時クライアント接続数に事実上の制限が設定されます。
ヒント  FileMaker Server の必要メモリ容量は、接続されている FileMaker Pro クライアント数、開いているファイル数、データベースのキャッシュの容量に直接関連しています。クライアント数やファイル数の多いサーバーでは、データベースのキャッシュ用に確保した RAM 容量を増やしてパフォーマンスを向上させることができます。データベースの設定を参照してください。
FileMaker クライアントの最大アイドル時間を設定する
[FileMaker クライアントの最大アイドル時間を設定する (分)] を選択して、時間を分で入力します。
FileMaker Pro でアクセス権セットを編集して、[アイドル状態の時、サーバーからユーザの接続を解除する] オプションを有効にする必要があります。このオプションはアクセス権限セットごとに設定することができるため、特定のユーザの接続は解除しつつ、他のユーザは常に接続を維持できるように設定することができます。
メモ  接続を解除されたクライアントはファイルを再度開く必要があるため、接続が頻繁に解除されることがないように、余裕のあるアイドル時間を設定する必要があります。
スクリプト同時セッションの最大数を設定する
[スクリプト同時セッション最大数:] を選択し、クライアントが [サーバー上のスクリプト実行] を使用してサーバー上で同時に実行できるスクリプトの数を制御します。設定が 0 の場合、またはセッション数が [スクリプト同時セッション最大数] で指定された制限にすでに達している場合、[サーバー上のスクリプト実行] を実行しようとする FileMaker クライアントにエラーが表示されます。
[サーバー上のスクリプト実行] によって指定されたスクリプトが実行されている間、そのスクリプトは、FileMaker スクリプトスケジュールのように動作します。スクリプトはクライアントの一覧に表示され、スクリプトエラーはログに記録されます。FileMaker Pro ヘルプを参照してください。
関連項目 
クライアントの管理