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List
目的 
フィールド内の空白を除く値の連結一覧を返します。
構文 
List ( フィールド {; フィールド...} )
引数 
フィールド - 任意の関連フィールド繰り返しフィールド、複数の非繰り返しフィールドのセット、またはフィールド、繰り返しフィールド、複数の非繰り返しフィールドのセットを返す、または変数
中カッコ { } 内の引数はオプションです。
戻り値のデータタイプ 
テキスト
起点 
FileMaker Pro 8.5
説明 
返される各値は最後の値を除きキャリッジリターンで区切られます。
この関数を使用して、次のいずれかに対して値の一覧を返します。
1 つのフィールド ( テーブル::フィールド ) では、これらのレコードがポータルに表示されているかどうかにかかわらず、このフィールドのすべての繰り返しに対して、またすべての一致する関連レコードに対して 1 つの結果が計算されます。
複数のフィールドやリテラル値 ( テーブル::フィールド1、定数、テーブル::フィールド2... ) では、各フィールドのそれぞれの該当繰り返しにわたる計算のそれぞれの繰り返しについて別個の結果が計算されます。関連付けられているフィールドがある場合には、最初に関連付けられたレコードだけが使用されます。
メモ 
複数の繰り返しフィールドを参照する場合は、List() は、その計算の初回の繰り返しにおいて最初の繰り返し全体の値の一覧を返し、次に 2 番目の繰り返しにおいて 2 番目の繰り返し全体の値の一覧を返し、以後同様に行います。
 
次の例の説明
フィールド1 には、白が含まれています。
フィールド2 には、黒が含まれています。
フィールド3 は、繰り返しフィールドで、赤、緑、青という値が入力されています。
関連:: フィールド4 は、100、200、300 を含む 3 つのレコードを参照しています。
$f1 にはオレンジが含まれています。
例 1 
List ( フィールド1 ; フィールド2 ) は次を返します。
例 2 
List ( フィールド3 ) は次を返します。
例 3 
List ( フィールド1 ; フィールド2 ; フィールド3 ) は次を戻します。
計算繰り返し 1 では
計算繰り返し 2 では
計算繰り返し 3 では
例 4 
List ( 関連::フィールド4 ) は次を返します。
100
200
300
例 5
List ( $f1 ; フィールド2 ) は次を返します。
オレンジ
関連項目 
関数リファレンス (種類順)
関数リファレンス (名前順)
計算式について
関数について
計算フィールドの定義
計算式での演算子の使い方