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Base64EncodeRFC
目的 
データを指定された Base64 フォーマットのテキストとして返します。
構文 
Base64EncodeRFC ( RFC 番号 ; データ )
引数 
RFC 番号 - 使用する Base64 フォーマットの IETF RFC 標準を表す番号
データ - 任意のテキスト式またはフィールド
戻り値のデータタイプ 
テキスト
起点 
FileMaker Pro 16.0
説明 
この関数は Base64Encode によく似ていますが使用する書式を指定できる点が異なります。
RFC 番号引数には次のいずれかの値を使用して Base64 エンコードされたテキストを書式設定する際に従う RFC 標準を指定します。認識されない値を使用した場合は、この関数はデフォルトで RFC 4648 を使用します。
 
RFC 番号
テキストエンコードのルール
1421
行の最大長は 64、改行コードは CRLF (キャリッジリターン、ラインフィード) とする
2045
行の最大長は 76、改行コードは CRLF とする
3548
改行を追加しない
4648
改行を追加しない
4880
行の最大長は 76、改行コードは CRLF とし、24 ビット CRC 値を付加する
Base64 エンコーディングではエンコードされたオブジェクトフィールドの内容のファイル名と拡張子は維持されません。
メモ 
この関数は Runtime ソリューションではサポートされず「?」を返します。
例 1 
Base64EncodeRFC ( 4648 ; 製品::色 ) は、製品::色が「Black」に設定されている場合、「QmxhY2s=」を返します。
例 2 
Base64EncodeRFC ( 1421 ; 製品::オブジェクト ) は、製品::オブジェクトが ヘルプボタン に設定されている場合に最初の行が以下の文字列を返します。
iVBORw0KGgoAAAANSUhEUgAAAB8AAAARCAYAAAAlpHdJAAAAAXNSR0IArs4c6QAA
64 文字ごとにキャリッジリターン文字とラインフィード文字で改行されます。
関連項目 
Base64Decode
関数リファレンス (種類順)
関数リファレンス (名前順)
計算式について
関数について
計算フィールドの定義
計算式での演算子の使い方