AVPlayer オプション設定
目的
再生中または一時停止中のメディアファイルの設定を変更します。
参照
構文
AVPlayer オプション設定 [表示: フルスクリーンで開始/フルスクリーンのみ/埋め込みで開始/埋め込みのみ/オーディオのみ;
インタラクションを無効にする: はい/いいえ; コントロールを隠す: はい/いいえ; 外部コントロールを無効にする: はい/いいえ;
バックグラウンドで一時停止: はい/いいえ; 位置: <式>;
開始オフセット: <式>; 終了オフセット: <式>;
ズーム: 枠の大きさに合わせる/枠に合わせる/拡大/枠の大きさに合わせるのみ/枠に合わせるのみ/拡大のみ;
ボリューム: <式>;
シーケンス: なし/次へ/前へ]
オプション
•[表示] では、メディアの表示設定を選択します。
•[フルスクリーンで開始 ] では、フルスクリーンでメディアの再生を開始しますが、表示を埋め込みに変更できます。
•[フルスクリーンのみ] では、メディアをフルスクリーンで再生します。
•[埋め込みで開始] では、埋め込みとしてメディアの再生を開始しますが、表示をフルスクリーンに変更できます。
•[埋め込みのみ] では、メディアが埋め込みとして再生されます。表示をフルスクリーンに変更することはできません。
•[オーディオのみ] では、オーディオだけが再生されます。
•[インタラクションを無効にする] を指定すると、再生でのユーザインタラクションを有効または無効にします。このオプションを [はい] に設定すると、再生コントロールおよびジェスチャを使用してメディアを操作できなくなります。
•[はい] では、再生でのユーザインタラクションが無効になります。
•[いいえ] では、再生でのユーザインタラクションが有効になります。
•[コントロールを隠す] では、メディアの再生中に再生コントロールの表示設定を変更します。再生コントロールを非表示にしてインタラクションを有効にすると、再生コントロールの代わりにジェスチャを使用できます。
•[はい] を指定すると、再生コントロールが非表示になります。
•[いいえ] を指定すると、再生コントロールが表示されます。
•[外部コントロールを無効にする] では、メディアの再生中または一時停止中にロック画面またはコントロールパネルの iOS 再生コントロールを有効または無効にします。
•[はい] を指定すると、iOS 再生コントロールが無効になります。
•[いいえ] を指定すると、iOS 再生コントロールが有効になります。
•[バックグラウンドで一時停止] では、FileMaker Go がバックグラウンドに移動したときのオーディオとビデオの再生設定を変更します。このオプションが設定されていない場合、FileMaker Go がバックグラウンドに移動すると、オーディオの再生は続行しますが、ビデオは一時停止します。
•[はい] を指定すると、オーディオとビデオを一時停止します。
•[いいえ] を指定すると、オーディオとビデオの再生を続行します。
•[位置] では、メディアの開始位置から現在の再生を移動する位置を秒で指定します。
•[開始オフセット] では、メディアの開始位置から再生範囲の開始位置までを秒で指定します。再生範囲内でのみメディアを再生できます。たとえば、このオプションを「30」に設定した場合、ユーザはメディアの最初の 30 秒を巻き戻したり、再生することはできません。このオプションのデフォルト値は「0」で、メディアは最初から再生を開始します。
•[終了オフセット] では、メディアの開始位置から再生範囲の終了位置までを秒で指定します。再生範囲内でのみメディアを再生できます。たとえば、このオプションを「100」に設定した場合、ユーザはメディアの 100 秒の部分以降を早送りしたり、再生することはできません。このオプションのデフォルト値は「0」で、メディアは最後まで再生できます。
•[ズーム] では、ビデオの表示方法を指定します。
•[枠の大きさに合わせる] では、縦横比を維持して、再生領域内に収まるようにビデオを拡大します。
•[枠に合わせる] では、縦横比を維持して、再生領域にあわせてビデオを拡大します。
•[拡大] では、再生領域にあわせてビデオを拡大しますが、縦横比は維持されません。
•[枠の大きさに合わせるのみ] では、ユーザはズーム設定を [枠に合わせる] または [拡大] に変更することはできません。
•[枠に合わせるのみ] では、ユーザはズーム設定を [枠の大きさに合わせる] または [拡大] に変更することはできません。
•[拡大のみ] では、ユーザはズーム設定を [枠の大きさに合わせる] または [枠に合わせる] に変更することはできません。
•[ボリューム] では、オーディオのボリュームレベルとして 0.0 から 1.0 の間の値を指定します。
•[シーケンス] では、次に再生するメディアファイルを指定します。
•[なし] を指定すると、追加のメディアは再生されません。
•[次へ] を指定すると、次のメディアが再生されます。
•[前へ] を指定すると、前のメディアが再生されます。
互換性
スクリプトステップを実行する場所 | サポート |
FileMaker Pro | いいえ |
FileMaker Server | いいえ |
FileMaker Go | はい |
カスタム Web 公開 | いいえ |
FileMaker WebDirect | いいえ |
Runtime ソリューション | いいえ |
起点
FileMaker Pro 14.0
説明
このスクリプトステップを使用して、オーディオ、ビデオ、またはイメージファイルの再生中または一時停止中にファイルの設定を変更します。
例 1
現在再生中のビデオの設定を変更して、ファイルの開始位置の 50 秒後から再生を開始する場合、次の構文を使用します。縦横比を維持することなく、ビデオが再生領域にあわせて拡大されます。
AVPlayer オプション設定 [位置: 50; ズーム: 拡大]
例 2
ビデオを 30 秒再生した後に再生でのユーザインタラクションを有効にします。
AVPlayer 再生 [オブジェクト: "オブジェクト"; インタラクションを無効にする: はい]
スクリプト一時停止/続行 [間隔 (秒): 30]
AVPlayer オプション設定 [インタラクションを無効にする: いいえ]
例 3
FileMaker Go がバックグラウンドに移動した場合、再生中のオーディオファイルを一時停止します。
AVPlayer オプション設定 [バックグラウンドで一時停止: はい]
関連項目