管理タスクのスケジュール : データベースバックアップのスケジュール : バックアップスケジュールからのデータベースファイルの復元
 
バックアップスケジュールからのデータベースファイルの復元
メモ  次の情報は、サーバー管理者およびグループ管理者向けです。
バックアップからデータベースを復元するには、オペレーティングシステムのツールを使用して、バックアップフォルダから、FileMaker Server でデータベースファイルをホストするフォルダへデータベースをコピーします。(バックアップフォルダからデータベースを移動することは避けてください。)
バックアップスケジュールからデータベースファイルを復元するには、次の操作を行います。
1. 復元するホストされたデータベースファイルが現在開いている場合は、FileMaker Server Admin Console を使用して閉じます。
ホストされたファイルの閉じ方を参照してください。
2. FileMaker Server Admin Console を使用して、ホストされたデータベースを削除します。
ホストされているファイルの削除を参照してください。
3. オペレーティングシステムのツールを使用して、バックアップフォルダから、ホストされたデータベースファイルをアップロードしたデータベースフォルダへデータベースファイルをコピーします。
データベースファイルがオブジェクトを外部に保存するオブジェクトフィールドを使用している場合、バックアップフォルダには、オブジェクトが格納される RC_Data_FMS サブフォルダが含まれます。
たとえば、データベースファイルが Customers という名前で、RC_Data_FMS フォルダに Customers データベースファイル用に外部に保存されたオブジェクトが含まれる Customers という名前のサブフォルダが含まれている場合は、次のようになります。
RC_Data_FMS¥Customers
このフォルダとフォルダの内容をデータベースファイル自体と共にコピーします。
フォルダを指定してそのフォルダをバックアップした場合、そのフォルダの内容をコピーする必要があります。
バックアップフォルダおよびオプションの選択およびデータベースファイルの手動によるアップロードを参照してください。
4. FileMaker Server Admin Console を使用して、復元したデータベースを開きます。
ホストされているファイルの開き方を参照してください。
警告  データベースの唯一のバックアップが損傷する可能性を避けるため、必ず、復元するデータベースファイルはコピーして、元のバックアップファイルは変更しないままバックアップフォルダに残してください。バックアップフォルダからデータベースファイルを移動することは避けてください。また、バックアップフォルダに保存されているデータベースファイルを FileMaker Pro を使用して開かないでください。
メモ  ソリューションに含まれる複数のデータベースファイルを一度に復元するには、すべてのファイルが同時にまとめてバックアップされている場合はファイルのセットに対して前の手順を実行します。ソリューションに含まれる一部のファイルが異なる時間にバックアップされている場合は、すべてのファイルが同時にバックアップされている最も古いフォルダから復元して、最終的にすべてが同期されている状態になるようにする必要があるかどうかを判断してください。
関連項目 
バックアップスケジュールの複数のバックアップの保持の概要
データベースバックアップのスケジュール
データベースバックアップスケジュールのヒント
バックアップフォルダおよびオプションの選択