データベースの管理 : ホストされたファイルの検証
 
ホストされたファイルの検証
メモ  次の情報は、サーバー管理者およびグループ管理者向けです。
ホストされた 1 つまたは複数のデータベースのうち、状態が [正常] であるデータベースの整合性を検証します。
データベースを検証するには、次の操作を行います。
1. [アクティビティ] > [データベース] タブをクリックします。
2. [データベース] フォルダ、追加のデータベースフォルダ、または必要に応じてグループフォルダを開きます。
3. 選択したデータベースを検証する場合は、1 つまたは複数の [正常] データベースを選択します。
4. [アクティビティ] - [データベース] タブの [メッセージを送信] メニュー をクリックして、[検証] または [すべて検証] を選択します。[状態] が [検証中] に変わります。
5. 選択したデータベースの 1 つにクライアントが接続している場合は、表示される [データベースの検証] ダイアログボックスで次の操作を行います。
[遅延時間 (分)] に、通知が送信されてからクライアントが接続解除されるまでの時間 (分) を数字で入力します。
テキストボックスに、接続を解除する前にクライアントに送信するメッセージを入力します。
[OK] をクリックします。
クライアントには、ファイルへの接続を閉じるように要求するメッセージが含まれる通知ダイアログボックスが表示されます。
遅延時間が経過すると、FileMaker Server は、まだ接続しているクライアントの接続を解除し、選択したデータベースを閉じて検証してから、正常に検証されたデータベースを開き直します。データベースが一貫性チェックをパスしなかった場合は、FileMaker Pro を使用してファイルを修復する必要があります。破損したファイルを修復する方法については、FileMaker Pro ヘルプを参照してください。
FileMaker Server は、一貫性チェックの成功または失敗を示すメッセージを Event.log に記録します。
メモ
グループ管理者である場合は、サーバー管理者が管理者グループを設定して、グループフォルダのホストされたデータベースの検証を許可する必要があります。詳細については、サーバー管理者に問い合わせてください。
FileMaker Server が一貫性チェックを実行中であることを示すため、検証中のデータベースの [状態 ] は、[正常] から [閉じ中] に変わった後、[閉じました] に変わります。続いて [開き中] から [チェック中] に変わり、一貫性チェックにパスした場合は [正常] に、パスしなかった場合は [閉じました] にそれぞれ変わります。データベースの容量が小さい場合、これらの状態メッセージはわずかな時間しか表示されないため、メッセージによっては確認できないことがあります。
複数のデータベースファイル、大容量のデータベースファイル、または複数のクライアントが接続しているデータベースを検証する場合は数分かかる場合があります。
関連項目 
[クライアント] 一覧内の FileMaker クライアントへのメッセージの送信
データベースの管理