一般設定の設定 : 電子メール通知の設定
 
電子メール通知の設定
メモ  次の情報は、サーバー管理者向けです。
FileMaker Server を設定して、エラーや警告の検出時、またはタスクスケジュールの完了時に電子メール通知を送信することができます。電子メール通知を設定するには、SMTP サーバー設定を入力し、接続テストのためにテストメッセージを送信します。次に、エラーまたは警告の通知を受信するユーザの電子メールアドレスを入力します。
電子メール通知の設定を指定するには、次の操作を行います。
1. [一般設定] > [電子メール通知] タブをクリックします。
目的
実行方法
電子メールサーバーの SMTP 設定情報を入力する
[SMTP 情報] には、次の項目があります。
送信元アドレス: 送信者の電子メールアドレスを入力します。
返信先アドレス: FileMaker Server からエラーまたは警告の電子メールを受信した際に、ユーザが返信可能な電子メールアドレスを入力します。たとえば、FileMaker Server 管理者の電子メールなどになります。
SMTP サーバーアドレス: IP アドレス (例: 127.1.1.1) またはホスト名 (例: postoffice.emailserver.com) を入力します。
ポート: SMTP サーバーへの接続に必要なポート番号。デフォルトのポート番号は 25 です。
[SMTP 認証] タイプを選択するか、[なし] のままにします。
[なし]: デフォルトでは [なし] が選択されます。[なし] の場合、クライアントは匿名でログインします。一般的に、匿名アクセスが推奨されるのは、受信インターネットメールを受け付けない社内 SMTP サーバーの場合だけです。
[テキスト]: LOGIN メカニズムを使用したテキスト認証。
[CRAM-MD5]: SMTP メールサーバーのパスワードを暗号化する Challenge-Response Authentication Mechanism-Message Digest 5 認証。
SMTP 認証タイプとして [テキスト] または [CRAM-MD5] を選択した場合:
FileMaker Server が SMTP 電子メールサーバーに接続するときに SSL データ暗号化を使用するには、[SSL (Secure Sockets Layer) を使用する] を選択できます。このオプションを選択すると、ポート番号が自動的に 465 に変更されます。
電子メールサーバーが SSL 接続をサポートするために STARTTLS コマンドが必要な場合は、[TLS (Transport Layer Security) を使用する] を選択します。ポート番号は、自動的に 587 に変更されます。
メモ  認証の必要性、および使用されている認証タイプについては、電子メール管理者にお問い合わせください。
ユーザ: SMTP サーバーにログインするために必要なユーザ名を入力します。
パスワード: ユーザのパスワードを入力します。
SMTP 設定をテストする
[SMTP 設定のテスト...] をクリックします。ダイアログボックスに電子メールアドレスを入力し、[OK] をクリックして、テストメッセージを送信します。
テストに失敗する場合は、SMTP 設定または電子メールアドレスを確認して受信するメッセージの指示に従います。
電子メールの通知を有効にする
[通知設定] では、次の設定を行います。
[電子メールの通知の送信先] を選択し、通知の送信先ユーザの電子メールアドレスを入力します。
複数の電子メールアドレスは、コンマで区切ってください。
FileMaker Server がエラーを検出した場合のみ、または警告またはエラーを検出した場合に電子メールメッセージを送信するかどうかを指定します。
2. [保存] をクリックします。
メモ
各スケジュールを有効にすると、スケジュールが完了した際に電子メール通知を送信することができます。各スケジュールには独自の電子メールアドレスセットを指定することができますが、すべての電子メール通知には同じ SMTP 設定が使用されます。タスクスケジュールでの電子メール通知の有効化と送信に関する詳細については、スケジュールの名前設定および電子メール通知の送信を参照してください。
[一般設定] > [電子メール通知] タブで指定した SMTP 設定は、FileMaker スクリプトのメールを送信スクリプトステップに対して FileMaker Pro で指定した SMTP 設定には影響しません。
関連項目 
FileMaker クライアントの設定
スケジュールの作成
一般設定の設定