データベースサーバーの設定 : データベースおよびバックアップフォルダの設定
 
データベースおよびバックアップフォルダの設定
メモ  次の情報は、サーバー管理者向けです。
FileMaker Server は、デフォルトのデータベースフォルダにあるデータベースを自動的に検索してホストします。デフォルトのデータベースフォルダの場所は、[データベースサーバー] > [フォルダ] タブに表示されます。デフォルトデータベースフォルダの完全パスは、次のとおりです。
Windows: [ドライブ]:¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server¥Data¥Databases¥
OS X: /ライブラリ/FileMaker Server/Data/Databases/
Windows: Windows デフォルト以外の場所に FileMaker Server をインストールする場合、デフォルトパスの先頭部分、¥Program Files¥FileMaker¥FileMaker Server はインストール中に指定した場所に置き換えられます。例:
¥My_Path¥Data¥Databases¥
デフォルトのフォルダ以外にも、FileMaker Server がデータベースをホストする追加のフォルダを最大 2 つ指定できます。[データベースサーバー] > [フォルダ] タブをクリックして、次の設定を行います。
ホストされたデータベースファイル用の追加のデータベースフォルダのパスを指定します。追加データベースフォルダの設定を参照してください。
オブジェクトを外部に保存するオブジェクトフィールドを追加フォルダ内のデータベースファイルが使用し、追加のデータベースフォルダとは別のフォルダ階層にオブジェクトデータを保存する場合、オブジェクトデータ用に個別のフォルダを指定します。デフォルトでは、個別のフォルダ内のオブジェクトデータはデータベースと共にバックアップされません。しかし、個別のオブジェクトフォルダをバックアップに含めるオプションを選択できます。オブジェクトデータフォルダの設定を参照してください。
データベースファイルのバックアップスケジュールにデフォルトのバックアップフォルダを指定します。デフォルトのバックアップフォルダの設定を参照してください。
プログレッシブバックアップファイルにプログレッシブバックアップフォルダを指定します。プログレッシブバックアップフォルダの設定を参照してください。
メモ
追加のデータベースフォルダおよびオブジェクトフォルダにリモートボリュームを指定できますが、リモートボリューム上のバックアップフォルダをバックアップスケジュールやプログレッシブバックアップに指定することはできません。
リモートボリューム上のフォルダを指定する場合は、FileMaker Server の起動時にボリュームをマウントしてください。ボリュームがマウントされていない場合、リモートボリューム上のファイルは開きません。
FileMaker Server が ReFS を使用して Windows システムにインストールされている場合、データベースフォルダ、オブジェクトフォルダ、およびバックアップフォルダを始めとするすべてのフォルダを ReFS フォルダにすることができます。
重要  FileMaker Server では、バックアップスケジュール用のフォルダとプログレッシブバックアップファイル用のフォルダを定義できます。使用するバックアップのタイプを決定する場合、または両方のバックアップを使用する場合は、バックアップオプションの理解を参照してください。
関連項目 
有効なフォルダのヒント