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ウインドウの操作
複数のタスクの手順または作業のフローを同時に制御するとき、一度に複数のウインドウを使用できます。たとえば、開いている追加のウインドウは、警告の表示、ユーザに対する情報入力の要求、またはデータの別のビューの表示に使用できます。
アクティブなウインドウに基づいて新しいウインドウを開くには、[ウインドウ] メニュー の [新規ウインドウ] を選択します。
開いているウインドウを変更するには、ウインドウメニューのコマンドを使用するか、ウインドウに関連するスクリプトステップを使用します。
現在のウインドウとは異なるレイアウトまたは動作が異なる新規ウインドウを開くには、新規ウインドウ スクリプトステップを含むスクリプトを作成します。次の手順を参照してください。
スクリプトで開くウインドウの作成
オプションの値をすべて入力する必要はありません。値が入力されていない場合は、[ウインドウ] メニュー の [新規ウインドウ] コマンドに関連付けられているデフォルト値が使用されます。
1. [スクリプト] メニュー > [スクリプトワークスペース...] を選択します。
2. [新規スクリプト] アイコン をクリックし、スクリプトの名前を入力して Enter キー (Windows) または return キー (OS X) を押します。
3. スクリプトステップパネルで [新規ウインドウ] スクリプトステップをダブルクリックします。
4. スクリプト編集パネルで アクションメニュー をクリックして、[新規ウインドウ] オプションダイアログボックスを開きます。
5. [ウインドウ名: ] に、ウインドウの名前を入力します。
6. 新規ウインドウの寸法および位置を指定します。
ヒント  上端や左端に負の値を指定して、画面の外に新規ウインドウを作成することができます。これはマルチモニター環境で便利です。
7. [詳細なスタイルを指定] を選択します。
8. [ウインドウスタイル] で次のように選択します。
 
選択項目
目的
ドキュメントウインドウ
ユーザが最小化、最大化、復元、または閉じることのできるウインドウを作成します。または、ユーザの作業に応じて新しいプロセスを開始するウインドウを作成します。
フローティングドキュメントウインドウ
フローティングウインドウが非アクティブになったときでも他のウインドウの上に表示されるウインドウを作成します。
ダイアログウインドウ (モーダル)
一番手前に表示され、最小化できないウインドウを作成します。開いているドキュメントウインドウをアクティブにするには、ユーザは開いているすべてのダイアログウインドウを閉じる必要があります。
ウインドウスタイルについてを参照してください。
9. [ウインドウコントロール] で、新規ウインドウで有効にするコントロールを選択します。
メモ  ドキュメントウインドウの下部にある [拡大/縮小コントロール領域] には、ズームコントロールとモードポップアップメニューが含まれます。
10. 変更項目を保存するには [OK] を 2 回クリックしてスクリプト編集パネルに戻ります。
11. [ファイル] メニュー > [スクリプトの保存] (Windows) または [スクリプト] メニュー > [スクリプトの保存] (OS X) を選択して、[スクリプトワークスペース] を閉じます。
12. 新規ウインドウを開くには、[スクリプト] メニューからスクリプトを選択します。
メモ
Windows の場合
ウインドウを最大化すると、[最大化] ボタンと [復元] ボタンが 1 つのボタンになります。
[最大化] ボタンと [最小化] ボタンを無効にすると、これらのボタンはウインドウのタイトルバーに表示されません。
ウインドウのタイトルバーでボタンが無効になっても、スクリプトまたはボタンスクリプトステップを使用してウインドウをコントロールできます。