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RelationInfo
目的 
テーブル名に直接関連する各リレーションシップに対して、4 つの値の一覧を返します。
構文 
RelationInfo ( ファイル名 ; テーブル名 )
引数 
ファイル名 - 開いているデータベースファイルの名前 (ローカルまたはリモート)
テーブル名 - 指定したデータベースファイルのテーブルの名前
重要  テキスト引数の詳細については、デザイン関数を参照してください。
戻り値のデータタイプ 
テキスト
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
一覧の値は改行で区切られ、一覧は 2 つの改行で区切られます。テーブル名に接続された各追加のリレーションシップについては、4 つの値の追加の一覧が出力されます。
4 つの値は次のとおりです。
Source: テーブル名に接続するデータベーステーブルのデータソースの名前。
Table: テーブル名に接続するテーブルの名前。
Options: リレーションシップを定義する際に [リレーションシップ編集] ダイアログボックスの右側で設定したオプション。次のオプションが設定されていない場合、この行は空白となります。設定されている場合は、設定されたオプションがスペースで区切られます。
Delete: [リレーションシップ編集] ダイアログボックスの右側で、[他のテーブルでレコードが削除された時、このテーブルの関連レコードを削除] が選択されている場合
Create: [リレーションシップ編集] ダイアログボックスの右側で、[このリレーションシップを使用して、このテーブルでのレコードの作成を許可] が選択されている場合
Sorted: [リレーションシップ編集] ダイアログボックスの右側で、[レコードのソート] が選択されている場合
リレーションシップ: 定義済みのリレーションシップの一覧 (1 行あたり 1 つ)。フィールド名は完全修飾です (たとえばテーブル名:: フィールド名 )
 
「人事」というデータベースファイルに、「所属」、「従業員」、「アドレス」という 3 つのテーブルがあります。「所属:: 所属 ID」は「従業員:: 所属 ID」に、「従業員:: 従業員 ID」は「アドレス:: 従業員 ID」に、そして「従業員:: 雇用日」は「アドレス:: 移動日」にそれぞれ接続されています。
このリレーションシップには、次の条件が設定されています。
すべてのテーブルにレコードを作成することができます。
すべてのテーブルの中のレコードを削除することができます。
「従業員」<-->「アドレス」のリレーションシップの「アドレス」テーブルに対して、ソートが指定されています。
RelationInfo ( "人事" ; "従業員" ) は次の値を返します。
Source: 人事
Table: 所属
Options: Create
所属:: 所属 ID = 従業員:: 所属 ID
 
Source: 人事
Table: アドレス
Options: Create Sorted
アドレス:: 従業員 ID = 従業員:: 従業員 ID
アドレス:: 移動日 >= 従業員:: 雇用日
関連項目 
関数リファレンス (種類順)
関数リファレンス (名前順)
計算式について
関数について
計算フィールドの定義
計算式での演算子の使い方