インタラクティブオブジェクトの PDF ファイルの操作

インタラクティブオブジェクトでは、PDF をインタラクティブに操作できます。たとえば、PDF ファイルのページをスクロールし、拡大表示および縮小表示し、テキストをコピーできます。

•Windows の場合: Web ブラウザプラグイン (Adobe Readerなど) がローカルのコンピュータ上にインストールされていることを確認してください。インストールされていないと、[挿入] メニュー > [PDF...] を利用できません。

•PDF のページをスクロールしたり PDF を拡大表示および縮小表示できます。

•インタラクティブオブジェクトの PDF ファイルをコピー、貼り付け (ペースト) および削除できます。ドキュメントからテキストをコピーできます。詳細については、次を参照してください。

インタラクティブオブジェクトで PDF ファイルからテキストをコピーするには、次の操作を行います。

•Windows の場合: PDF ファイルをクリックして選択します。次にコピーするテキストを選択して Ctrl+C を押します。

•OS X の場合: PDF ファイルをクリックして選択します。次にコピーするテキストを選択して command-C を押します。または [編集] メニュー > [テキストをコピー] を選択します。

コピーしたテキストを貼り付け (ペースト) するには、フィールドの外側の領域を選択し、[編集] メニュー > [貼り付け] (Windows) または [ペースト] (OS X) を選択します。あるいは Ctrl+V (Windows) または command-V (OS X) を押します。

インタラクティブオブジェクトで PDF ファイルをコピーするには、次の操作を行います。

•Windows の場合: PDF ファイルをクリックして選択し、[編集] メニュー > [コピー] を選択します。

•OS X の場合: PDF ファイルをクリックして選択します。option キーを押しながら [編集] メニュー > [コピー] を選択します

メモ [編集] メニュー > [コピー] を選択すると PDF のテキストがコピーされるため PDF ファイルをコピーすることはできません。option キーを押す必要があります。

インタラクティブオブジェクトで PDF ファイルを削除するには、次の操作を行います。

•PDF ファイルをクリックして選択し、[編集] メニュー > [消去] を選択します。

メモ Delete キーを押しても、インタラクティブオブジェクトから PDF ファイルは削除されません。

インタラクティブオブジェクトで異なる PDF ファイルを挿入するには、次の操作を行います。

•ショートカットメニューまたはキーボードが無い場合は、メニューバーで [編集] メニューを使用します。フィールドに PDF を挿入するためボタンをスクリプトで記述することもできます。たとえば、PDF を挿入するスクリプトステップを使用するボタンを作成します。PDF を挿入するには、フィールドを選択し、ボタンをクリックして、挿入する PDF を選択します。

•PDF ファイルがインタラクティブオブジェクトとして選択されると、一部のキーボードショートカットの動作が変わります。たとえば、Ctrl+L (Windows) を押してレイアウトモードに切り替えることはできません。Ctrl+Shift+D (Windows) を押して [データベースの管理] ダイアログボックスを開くことはできません。

•PDF ファイルの操作を開始するまでホストは PDF の最初のページのサムネールを送信するため、ホストされた PDF ファイルはすばやくレンダリングされます。