区分けフィールドによるレコードのグループ化 (新規レイアウト/レポートアシスタント)
新規レイアウト/レポートアシスタントのこのパネルでは、レポートのカテゴライズに使用する区分けフィールドを選択します。たとえば、販売実績を都道府県別にまとめる場合には、「都道府県」フィールドを選択します。
[区分けフィールド] では、区分けフィールドとして選択した順番で、グループの階層 (ネスト) が決まります。したがって、販売実績を都道府県別にまとめた上で、さらに市区町村別にまとめる場合は、まず [都道府県] フィールドを選択してから [市区町村] フィールドを選択します。
 
目的
操作
区分けフィールドを含める
[レポートに表示するフィールド] で、目的のフィールドを階層内で表示したい順にダブルクリックします。(1 つまたは複数のフィールドを選択して、[移動] をクリックすることもできます。)
メモ  前のパネルで選択したフィールドのみ選択可能です。フィールドを追加する必要がある場合は、[戻る] をクリックします。このパネル、およびこのパネルより前のパネルで選択した内容は、アシスタントによって保存されています。
レポートのボディ内の区分けフィールドを表示する
[区分けフィールド] の一覧で、レポートのボディ内に表示したい区分けフィールドのチェックボックスにチェックして選択します。
レポートのボディ内の区分けフィールドを非表示にする
[区分けフィールド] の一覧で、レポートのボディ内に表示されないようにしたい区分けフィールドの横のチェックボックスのチェックを外します。
メモ  レポート内のデータは [区分けフィールド] の一覧内の全フィールドについてグループ化されますが、未選択のフィールドはレポート内に表示されません。
既に選択したフィールドを取り除く
[区分けフィールド] 内で、取り除くフィールドをダブルクリックします。(1 つまたは複数のフィールドを選択して、[消去] をクリックすることもできます。)
区分けフィールドの順序を変更してグループ化の階層を変更する
[区分けフィールド] で、フィールド名の横にある上下方向の矢印 (Windows) またはフィールド名 (OS X) をドラッグして、目的の位置に移動します。
[区分けフィールド] 内の区分けフィールドの数を変更すると、選択内容に応じて、右側にあるイメージが変わります。このアシスタントでは、選択されている区分けフィールドは青色で表示されるため、目的の階層を簡単に判別できます。
レポートは、区分けフィールドとして選択したフィールドを基準にして自動的にソートされます(これらのフィールドは、次に表示される [レコードのソート] パネルであらかじめ選択されます)。
参考とヒント
フィールドの一覧から複数のフィールド名を選択する場合、隣接しているフィールドを選択するには Shift キーを押しながらクリックし、隣接していないフィールドを選択するには Ctrl キー (Windows) または command キー (OS X) を押しながらクリックします。
[レイアウト/レポートの作成] パネルで小計を含めるように選択すると、フィールドはこのパネルで選択した区分けフィールドに基づいて集計されます。その後、アシスタントの [小計を指定] 画面で、小計方法を指定します。(FileMaker Pro では、小計という用語を、小計操作に限らず、レコードの一部 (サブセット) のデータの平均値の算出、値のカウント、および他の集計などにも使用しています。)
オブジェクトフィールド、計算フィールド、および集計フィールドを区分けフィールドとして使用することはできません。これらのフィールドは、[レポートに表示するフィールド] フィールドではグレー表示され、選択できないようになっています。
区分けフィールドは、最大 10 個選択することができます。
追加した区分けフィールドごとに、レイアウトに集計パートが追加されます。ページやページ番号などの設定は、アシスタントを終了した後で変更することができます。レイアウトパートの変更を参照してください。
各区分けフィールドは、ソートされたレコードのグループの前 (前部小計パート) に表示されます。区分けフィールドが詳細レコードの後に表示されるように設定するには、後部小計パートに変更します。レイアウトパートの変更を参照してください。
詳細レコードなしの集計レポートのみが必要な場合は、アシスタント終了後にボディパートを削除することができます。
関連項目 
レイアウトの作成