OnLayoutKeystroke

直接または IME (input method editor) のいずれかのキーボードから 1 つ以上の文字が入力されたときにスクリプトが実行されます。Get ( トリガキー入力 ) 関数を使用して、スクリプトトリガをアクティブにした文字を返します。

2 つのタイプの文字によってこのトリガをアクティブにできます。

トリガされたスクリプト内で現在のスクリプト終了スクリプトステップを使用して真 (True) または偽 (False) の結果を返します。

•偽: スクリプトをトリガしたイベントはキャンセルされます。


スクリプトトリガがアクティブになる場所	サポート
FileMaker Pro	はい
FileMaker Server	いいえ
FileMaker Go	一部
カスタム Web 公開	いいえ
FileMaker WebDirect	いいえ
Runtime ソリューション	はい

•Get ( トリガ修飾キー )、Code、および Char 関数を使用して、タブや矢印キーなどの特殊文字、および標準的な Unicode 文字を操作することができます。ナビゲーションキーおよびスクリプトに報告されるコードの一覧については Code 関数を参照してください。Char 関数は、Unicode コードポイントの文字を返します。

2. FileMaker Pro はキーボードショートカットキーを処理します。

3. OnObjectKeystroke スクリプトトリガを使用したアクティブオブジェクトは、文字を処理することができます。

4. OnLayoutKeystroke スクリプトトリガは文字を処理することができます。

5. ナビゲーションキーはナビゲーション用に使用されます。一方非ナビゲーションキーは、OnObjectKeystroke スクリプトトリガを使用したアクティブオブジェクトによって処理されます。

6. アクティブオブジェクトが存在しない場合、非ナビゲーションキーに対して警告が表示されます。

これらのステップで最初にキーを使用するステップが処理を止めます。OnObjectKeystroke または OnLayoutKeystroke スクリプトトリガによって実行されるスクリプトでは、偽を返すことによってキーストロークの処理を停止することができます。

•矢印キーまたはマウスを使用してナビゲートし、ポップアップリスト、メニュー、およびカレンダー内で選択を実行しても、このトリガはアクティブになりません。これらのフィールドにテキストを入力することによって、このトリガはアクティブになります。

•Windows の場合: Alt および Ctrl キーは、このスクリプトトリガをアクティブにしません。

•OS X の場合: command キーは、このスクリプトトリガをアクティブにしません。

•FileMaker Go の場合: このトリガは、ユーザがキーストロークを入力したときにフィールドが有効である場合に限りアクティブになります。

•トリガされたスクリプト内のエラーによってスクリプトが終了しなかった場合、スクリプトをトリガしたキーストロークは処理されません。

•このスクリプトトリガをアクティブにしないその他の処理の一覧については、スクリプトトリガを実行しない処理を参照してください。