新規ウインドウ
目的
一番手前のウインドウに基づいて新規ウインドウを作成します。
参照
構文
新規ウインドウ [スタイル: ドキュメント/フローティングドキュメント/ダイアログ ; 名前: <ウインドウの名前> ; 高さ: n ; 横幅: n ; 上: n ; 左: n]
オプション
次のいずれかのウインドウスタイルを選択できます。
次のウインドウ設定を指定できます。
•[ウインドウ名: ] には、新しいウインドウの名前を入力します。ウインドウ名は固有である必要はありません。
•[高さ: ] は、新規ウインドウの高さ (ポイント単位) です。
•[横幅: ] は、新規ウインドウの横幅 (ポイント単位) です。
•[上端からの距離: ] は、FileMaker Pro ウインドウの上端 (Windows) または新規ウインドウの画面の上端 (OS X) からの距離 (ポイント単位) です。
•[左端からの距離: ] は、新規ウインドウの画面の左端 (OS X) または FileMaker Pro ウインドウの左端 (Windows) からの距離 (ポイント単位) です。
次のウインドウコントロールを指定できます。
•[閉じる] を選択すると、ウインドウのタイトルバーの [閉じる] ボタンが有効になります。
•[最小化] を選択すると、ウインドウのタイトルバーの [最小化] ボタンが有効になります。
•[最大化] を選択すると、ウインドウのタイトルバーの [最大化] ボタンが有効になります。
•[
拡大/縮小コントロール領域] を選択すると、ウインドウ左下にある [ズーム] コントロールと
モードポップアップメニューが有効になります。
•[サイズ変更] を選択すると、ユーザがウインドウのサイズを変更できるようになります。
互換性
スクリプトステップを実行する場所 | サポート |
FileMaker Pro | はい |
FileMaker Server | はい |
FileMaker Go | 一部 |
カスタム Web 公開 | 一部 |
FileMaker WebDirect | 一部 |
Runtime ソリューション | はい |
起点
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明
このスクリプトステップは、アクティブなウインドウに基づいて、新しいドキュメントウインドウ、フローティングドキュメントウインドウ、またはダイアログウインドウを作成します。
オプションの値をすべて入力する必要はありません。値が入力されていない場合は、[ウインドウ] メニュー > [新規ウインドウ] コマンドに関連付けられているデフォルト値が使用されます。
メモ
•FileMaker WebDirect とカスタム Web 公開では、このスクリプトステップは Web ブラウザで新規仮想ウインドウを開きます。非アクティブな仮想ウインドウは開いていますが表示されません。現在の (アクティブな) 仮想ウインドウを変更するには、
ウインドウを選択スクリプトステップを使用します。ウインドウスタイル設定はサポートされていません。
•FileMaker Go では [フローティングドキュメント] と [ダイアログ] ウインドウスタイルオプションはサポートされていません。また、FileMaker Go では常にフルスクリーンでドキュメントウインドウが表示されるため、ウインドウの配置およびサイズ変更のオプションもサポートされていません。
例 1
新しいウインドウで「顧客」レイアウトに切り替えて、「顧客 ID」フィールドに基づいてソートします。
新規ウインドウ [スタイル: ドキュメント ; 上: Get ( ウインドウ上位置 ) + 25 ; 左: Get ( ウインドウ左位置 ) + 25]
レイアウト切り替え [「顧客」]
レコードをフィールド順でソート [降順 ; 顧客:: 顧客 ID]
例 2
新しいフローティングウインドウで「請求書の印刷」レイアウトに切り替えて、プレビューモードにします。
新規ウインドウ [スタイル: フローティングドキュメント ; 名前: "請求書の印刷" ; 上: Get ( ウインドウ上位置 ) + 25 ; 左: Get ( ウインドウ左位置 ) + 25]
レイアウト切り替え [「請求書の印刷」]
プレビューモードに切り替え [一時停止: オフ]
関連項目