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キオスクモードでのデータベースの表示 (FileMaker Pro Advanced)
キオスクモードは、ツールバーやメニューを表示せずに、データベースソリューションまたは Runtime ソリューションを画面全体に表示する方法です。名前のとおり、キオスクモードでは、データベースを情報キオスクとしてユーザに提示することができます。データベースをタッチスクリーンで実行するようにデザインすることができます。
FileMaker Pro、FileMaker Pro Advanced、または Runtime アプリケーションで開かれるデータベースファイルは、特定のアクセス権セットを持つすべてのアカウントについて、キオスクモードで開く必要のあるファイルに変換することができます。キオスクモードで実行するソリューションを作成する際は、ユーザによるソリューションの操作方法および終了方法を考慮する必要があります。
メインファイルは、キオスクモードソリューションで最初に表示されるメインデータベースです。キオスクモードにはメニューやウインドウコントロールがないため、ユーザがソリューションをナビゲートしたり、ファイルを閉じたり、FileMaker Pro、FileMaker Pro Advanced、または Runtime アプリケーションを終了することができるボタンをメインファイルに含める必要があります。
キオスクソリューションでのユーザの操作方法を決定するには、インターフェースのデザインを実際に描いて計画することから始めます。ボタンがクリックされたときの動作を決定し、各レイアウトからソリューションの最初の画面に戻るための方法を用意します。表示される内容をさらに制御するには、ファイルが開かれたときに固有のレイアウトを表示する起動スクリプトを作成します。
キオスクソリューションがタッチスクリーンで実行される場合は、大きめのボタンを使用して、ボタンの間隔を広く取ります。
1 画面で利用できるオプションの数を制限します。
プレビューモードではボタンを使用できないため、[プレビューモードに切り替え] スクリプトステップの後には必ず [スクリプト一時停止/続行] スクリプトステップを指定し、スクリプトがプレビューモードで表示される時間を指定します。さらに、[スクリプト一時停止/続行] スクリプトステップの後に [ブラウズモードに切り替え] スクリプトステップを指定します。
関連項目 
Runtime ソリューションの作成について (FileMaker Pro Advanced)
Developer ソリューションのファイルの設定 (FileMaker Pro Advanced)