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Get ( 計算式繰り返し位置番号 )
目的 
計算されている計算フィールドの繰り返しを表す数値を返します。
構文 
Get ( 計算式繰り返し位置番号 )
引数 
なし
戻り値のデータタイプ 
数字
起点 
FileMaker Pro 7.0
説明 
返される最初の繰り返しは「1」です。現在のフィールドが繰り返しフィールドでない場合は、「1」を返します。
例 1 
FileMaker Pro で繰り返しフィールドの 5 番目の繰り返しを計算している場合、「5」を返します。
例 2 
「タイマー:: リマインダー」 (繰り返し 5 回の計算フィールド) のフィールド定義として、「タイマー:: 開始時刻」 (時刻フィールド) と「タイマー:: 再通知の分数」 (数字フィールド) の内容に基づいて将来の時刻を計算します。
Time ( Hour ( Extend ( タイマー:: 開始時刻 ) ) ; Minute ( Extend ( タイマー:: 開始時刻 ) ) + ( Extend ( タイマー:: 再通知の分数 ) * Get ( 計算式繰り返し位置番号 ) ) ; Seconds ( Extend ( タイマー:: 開始時刻 ) ) )
メモ  Extend関数は、非繰り返しフィールドを繰り返しフィールドのすべての繰り返しに使用できるようにします。
「タイマー:: 開始時刻」に「12: 00: 00」が含まれていて、「タイマー:: 再通知の分数」に「6」が含まれている場合:
「タイマー:: リマインダー[1]」は「12: 06: 00」を返します。
「タイマー:: リマインダー[2]」は「12: 12: 00」を返します。
「タイマー:: リマインダー[3]」は「12: 18: 00」を返します。
「タイマー:: リマインダー[4]」は「12: 24: 00」を返します。
「タイマー:: リマインダー[5]」は「12: 30: 00」を返します。
関連項目 
関数リファレンス (種類順)
関数リファレンス (名前順)
計算式について
関数について
計算フィールドの定義
計算式での演算子の使い方