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Get ( アカウント拡張アクセス権 )
目的 
ファイルを開くために使用されるアカウントを基に有効な拡張アクセス権のキーワードの一覧を返します。
構文 
Get ( アカウント拡張アクセス権 )
引数 
なし
戻り値のデータタイプ 
テキスト
起点 
FileMaker Pro 11.0
説明 
キーワードとは、改行で区切られた項目です。拡張アクセス権は、アカウントのアクセス権セットに割り当てられる追加のアクセス権です。アカウント、アクセス権セット、および拡張アクセス権についてを参照してください。
ファイルを開くために使用されるアカウントについてユーザに拡張アクセス権が割り当てられていない場合は、空のリストを返します。
メモ
現在の計算式に対してコンテキストを指定した場合、この関数はそのコンテキストに基づいて評価されます。それ以外の場合は、現在のウインドウのコンテキストに基づいて評価されます。
Get ( 現在の拡張アクセス権 )関数も参照してください。
例 1 
[FileMaker WebDirect によるアクセス] 拡張アクセス権のみを含むアクセス権セットを使用してログインしている場合:
Get ( アカウント拡張アクセス権 ) は、fmwebdirect を返します。
例 2 
ログインし、完全アクセス権でスクリプトを実行している場合、Get ( アカウント拡張アクセス権 ) はアカウントの拡張アクセス権を返します。( 一方、Get ( 現在の拡張アクセス権 ) は、Admin アカウントの拡張アクセス権を返します。)
[閲覧のみアクセス] アクセス権セットに [FileMaker ネットワークによるアクセス] 拡張アクセス権が含まれていて、[完全アクセス] アクセス権セットに [FileMaker ネットワークによるアクセス] 拡張アクセス権と [FileMaker WebDirect によるアクセス] 拡張アクセス権が含まれているとします。ゲストアカウントでログインして、完全アクセス権で実行するように設定されているスクリプトを実行した場合:
Get ( アカウント拡張アクセス権 ) は、fmapp を返します。
Get ( 現在の拡張アクセス権 ) は、次を返します。
fmapp
fmwebdirect
関連項目 
データベースの保護
外部サーバーで認証するアカウントの作成
関数リファレンス (種類順)
関数リファレンス (名前順)
計算式について
関数について
計算フィールドの定義
計算式での演算子の使い方