ドラッグ&ドロップを使用したテキストとデータの移動
ドラッグ&ドロップを使用して、FileMaker Pro のデータベース内や、それぞれのデータベース間、またはドラッグ&ドロップがサポートされている他のアプリケーションと FileMaker Pro との間で、情報を転送することができます。
たとえば、ある
フィールドから数字やテキストをドラッグして、同じデータベース内にある別のフィールドにドロップすることができます。また、Microsoft Word のドキュメントからテキストをドラッグして FileMaker Pro のテキストフィールドにドロップすることもできます。レイアウト間、
オブジェクトフィールド間、レイアウトとオブジェクトフィールド間で、データをドラッグすることもできます。これは同じデータベース内または異なるデータベース間で可能です。
FileMaker Pro では、
ブラウズモード、
検索モード、または
レイアウトモードでドラッグ&ドロップを使用できます。
メモ [環境設定] でドラッグ&ドロップが有効に設定されている必要があります。
環境設定: 一般を参照してください。
目的 | 実行方法 |
あるフィールドから別のフィールドにテキストをコピーする | テキストを選択し、目的の場所までドラッグしてドロップします。 |
あるオブジェクトフィールドまたはレイアウトから別のオブジェクトフィールドまたはレイアウトにデータをコピーする | オブジェクトフィールドまたはレイアウトオブジェクトの内容を選択し、目的の場所までドラッグしてドロップします。 |
同じフィールド内の別の場所にテキストを移動する (ブラウズモードまたは検索モードの場合) | テキストを選択し、目的の場所までドラッグしてドロップします。 |
同じフィールド内の別の場所にテキストをコピーする | テキストを選択し、Ctrl キー (Windows) または option キー (OS X) を押しながら新しい場所までドラッグしてドロップします。 |
FileMaker Pro と他のアプリケーションの間でテキストをコピーする | テキストを選択し、目的の場所までドラッグしてドロップします。 |
メモ
•FileMaker Pro と同じように、ソースアプリケーションが日付、時刻、数字をテキストとして表示する場合は、数字フィールド、日付フィールド、または時刻フィールドにそれらのデータをドラッグすることもできます。
•ブラウズモードで、回転されたフィールドを選択すると、選択中は一時的に回転されていない状態で表示されます。
オブジェクトの配置を参照してください。
•ブラウズモードまたは検索モードで、テキストフィールド以外のフィールドにデータをドラッグすると、既存のデータを上書きします。
•他のユーザが編集中のレコードやフィールド、または編集するためのアクセス権を持たないレコードやフィールドにテキストをドロップすることはできません。
•データをドロップする前に、ドロップするフィールドを選択する必要はありません。
•フィールドに入力値の制限オプションが設定されている場合、データは次のように制限されます。
•データをドロップする前にフィールドが選択されていない場合は、ドロップした直後にデータが制限されます。
•データをドロップする前にフィールドが選択されている場合は、フィールドを選択解除したときにデータが制限されます。
フィールドの入力値の制限の詳細については、
入力値の制限の設定を参照してください。
•Windows の場合: FileMaker Pro から他のアプリケーションにテキストを移動するには、テキストを選択して、ドラッグし、そのアプリケーションにドロップします。
関連項目