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損傷ファイル
ファイルの損傷は、FileMaker Pro のファイルが正しく閉じられなかったことが原因でよく起こります。また、メディアの不良 (ハードディスクの不良セクタなど) により、ファイルの一部をオペレーティングシステムで読み込むことができないということも考えられます。
FileMaker Pro には、壊れたデータベースを修復するために、一貫性チェックとファイル修復という方法が用意されています。一貫性チェックはファイルを開くときに自動的に実行されます。ファイルが壊れているかどうか疑わしい場合も、ファイルの一貫性チェックを選択して確認することができます (詳細については、ファイルの一貫性チェックを参照してください)。FileMaker Proを使用して壊れたファイルの修復を試みることもできます (詳細については、ファイルの修復を参照してください)。
正しく閉じられなかったファイル
ファイルは、次の場合に不適切に閉じられます。
外部電源が遮断され、コンピュータが突然シャットダウンした場合
FileMaker Pro にディスクの読み取りエラーやファイルの損傷エラーなどの問題が発生し、ユーザに FileMaker Pro を終了するように求めるメッセージが表示された場合
他のアプリケーションやシステムソフトウェアが壊れたことにより、FileMaker Pro を強制終了した場合
FileMaker Pro が停止して、コンピュータをマニュアル操作で再起動する必要がある場合
その他の理由で、マニュアル操作でコンピュータを再起動した場合
メモ  いずれの場合にも、使用中のデータベースファイルと、同時に開いていたロックされていないすべてのローカルファイルが損傷した可能性があります。ファイルの損傷はアクティブなテーブルと非アクティブなテーブルの両方に発生する場合があります。リモートコンピュータからネットワーク経由でファイルを開いており、そのコンピュータに電力が供給されている場合は、リモートの FileMaker Pro もまだ開いているためそのファイルは損傷しません。
損傷ファイルのトラブルシューティング
レコードが見つからない、または予想外のデータが含まれているなど、ファイルが損傷していると思われる場合は、最初に FileMaker ナレッジベース (http://filemaker-jp.custhelp.com) を参照してください。指示されている操作を行っても問題が解決されない場合は、ファイルのバックアップを作成した後でファイルの修復を行います。
ファイルを開くことができない場合やファイルが壊れていることを示すエラーメッセージが表示される場合は、ファイルの修復を参照してください。