レコードの範囲を返すリレーションシップについて
レコードの範囲を返すリレーションシップは、複数条件リレーションシップに似ていますが、比較演算子を使用して、指定した条件の1つよりは大きく、他の条件よりは小さいレコードを検索する点が異なります。一般的に、このようなリレーションシップは、一定範囲の日付やシリアル番号に該当するレコードを返す場合に使用します。
たとえば、テーブル E 内から、日付フィールド F の値が開始日 E よりは大きく、終了日 E よりは小さいテーブル F のレコードをすべて表示するとします。
リレーションシップグラフの 複数条件インジケータ 記号は、リレーションシップで複数の異なるリレーショナル演算子が使用されていることを表します。
広範囲のレコードを返すリレーションを示す2つのフィールドの間にある線と2つのテーブル
比較演算子を使用した複数条件のリレーションシップを示す [リレーションシップの編集] ダイアログボックスの選択
このリレーションシップは、テーブル F から、日付フィールド F の値が開始日 E よりは遅く、終了日 E よりは早いレコードを返します。
たとえば、開始日 E の値が「2014/11/01」で、終了日 E の値が「2014/12/01」の場合、このリレーションシップはテーブル F から次の関連レコードを返します。
 
開始日 E の値が「2014/12/01」で、終了日 E の値が「2015/01/01」の場合、このリレーションシップは次の関連レコードを返します。
 
関連項目 
単一条件リレーションシップについて
複数条件リレーションシップについて
比較演算子を使用したリレーションシップについて
自己連結リレーションシップについて