SerialIncrement
 
目的 
指定された値に含まれるテキストと数字の組み合わせを指定された量だけ数字を増分して返します。
構文 
SerialIncrement ( テキスト ; 増分 )
引数 
テキスト - 数値を含む任意のテキスト
増分 - テキストを増加させる基準となる任意の数値
戻り値のデータタイプ 
テキスト
起点 
FileMaker Pro 7.0
説明 
テキストが含まれる値に対して標準的な算術計算を行う場合と同様に、テキスト内のテキストは削除されません。
増分値が小数の場合、増分値の整数部分のみがテキスト内の最後の数字に加算されます。数字以外の文字はセパレータとして認識されます。増分値には、正と負の両方の値を使用することができます。
 
SerialIncrement ( “abc12” ; 1 ) は、「abc13」を返します。
SerialIncrement ( “abc12” ; 7 ) は、「abc19」を返します。
SerialIncrement ( “abc12” ; -1 ) は、「abc11」を返します。
SerialIncrement ( “abc12” ; 1.2 ) は、「abc13」を返します。
SerialIncrement ( “abc1.2” ; 1.2 ) は、「abc1.3」を返します。
次の例では、数字以外の文字はすべてセパレータとして認識され、一番右側の数字が増分されます。
SerialIncrement ( “abc123;999” ; 1 ) は、「abc123;1000」を返します。
関連項目 
関数リファレンス(種類順)
関数リファレンス(名前順)
計算式について
関数について
計算フィールドの定義
計算式での演算子の使い方