Exact
 
目的 
2つのフィールドの内容が一致する場合は「1」(真)を返します。それ以外の場合は「0」(偽)を返します。
構文 
Exact ( テキスト ; 比較テキスト )
引数 
テキスト - 任意のテキスト式、テキストフィールド、またはオブジェクトフィールド
比較テキスト - 任意のテキスト式、テキストフィールド、またはオブジェクトフィールド
戻り値のデータタイプ 
数字
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
テキストが完全に一致するには、大文字と小文字の使い方も同じである必要があります。オブジェクトフィールドの場合は、データが同じ方法で保存(埋め込みまたは参照で保存)されている必要があります。
メモ  値を評価する場合、フォント、スタイル、サイズなどのテキスト属性は考慮されません。
ヒント  大文字と小文字の区別が重要でない場合は、完全に一致するかどうかをチェックする前に、両方の引数に対して Lower または Upper 関数を使用して、データを処理してください。
 
Exact ( “McDonald” ; “McDonald” ) は、「1」(真)を返します。
Exact ( “McDonald” ; “MCDONALD” ) は、「0」(偽)を返します。
Exact ( Upper ( “McDonald” ) ; Upper ( “MCDONALD” ) ) は、「1」(真)を返します。
Exact ( “John” ; “John” ) は、「0」(偽)を返します。
Exact ( 請求先 ; 出荷先 ) は、「請求先」と「出荷先」の値が同じ場合、「1」(真)を返します。
Exact ( 受取人 ; Upper ( 受取人 ) ) は、「受取人」の値が「JOHNSON」の場合、「1」(真)を返します。
Exact ( 国 ;“ スペイン” ) は、「国」フィールドの値が「スペイン」の場合、「1」(真)を返します。
関連項目 
関数リファレンス(種類順)
関数リファレンス(名前順)
計算式について
関数について
計算フィールドの定義
計算式での演算子の使い方