Mod
 
目的 
除数で数値を割った後の余りを返します。
構文 
Mod ( 数値 ; 除数 )
引数 
数値 - 任意の数または数式を含むフィールド
除数 - 任意の数値式、または数値式を含むフィールド
戻り値のデータタイプ 
数字
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
分から時など、測定単位を変換する場合に、Mod 関数を使用して、単位で割った後の余りの数字を返します。
例1 
210 割る4を計算すると、余りは2になります。
Mod ( 210 ; 4 ) は、「2」を返します。
例2 
時間の「時」を 24 時間制から 12 時間制に変換します。「24 時間制」フィールドに 16 が含まれている場合、次のようになります。
Mod ( 24 時間制 ; 12 ) は、「4」を返します。
例3 
月数を年数と余りの月に変換します。「月数」フィールドに 31 が含まれている場合、次のようになります。
Int ( 月数 / 12 ) & " 年、" & Mod ( 月数 ; 12 ) & " ヶ月" は、2 年、7 ヶ月を返します。
関連項目 
関数リファレンス(種類順)
関数リファレンス(名前順)
計算式について
関数について
計算フィールドの定義
計算式での演算子の使い方