Get ( テンポラリパス )
 
目的 
現在のユーザに FileMaker Pro で使用されている一時フォルダへのパス、または FileMaker Server で使用されるパスを返します。
構文 
Get ( テンポラリパス )
引数 
なし
戻り値のデータタイプ 
テキスト
起点 
FileMaker Pro 9.0
説明 
テンポラリフォルダ名は S で始まり、操作が行われる間のデータベースエンジンのセッションを表す番号がそれに続きます。オペレーティングシステムがテンポラリファイルの場所を制御するため、返される正確なパスは表示されている例とは異なる場合があります。返される実際のパスも関数を実行する製品(FileMaker Pro または FileMaker Server)によって異なります。
FileMaker Pro では、テンポラリフォルダおよびそれに配置されているすべてのファイルは、FileMaker Pro を終了すると削除されます。FileMaker Server では、それぞれのスケジュールは固有のセッションで実行されます。スケジュールが完了すると、セッションは終了してテンポラリフォルダは削除されます。
メモ
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Windows では、この関数が返す値は次のとおりです。
/%HomeDrive%/Documents and Settings/{ユーザ id}/Local Settings/Temp/S<n>または
/%UserProfile%/AppData/Local/Temp/S<n>または
/%HomeDrive%/WINDOWS/Temp/S<n> (Windows XP)
%HomeDrive% はハードディスク上のホームドライブの名前を返す環境変数です。
%UserProfile% は現在のユーザのプロファイルが配置されているフォルダを指す環境変数です。
S<n> はテンポラリファイルが配置されているフォルダの名前です(例: S1)。<n> は操作が行われる間のデータベースエンジンセッションを示す番号です。
OS X の場合、次を返します:
/<ドライブ名>/private/var/folders/<2 characters>/<20 characters>++++TI/Cleanup at Startup/S<n>/
ドライブ名はハードディスクの名前です。
S<n> はテンポラリファイルが配置されているフォルダの名前です(例: S1)。<n> は操作が行われる間のデータベースエンジンセッションを示す番号です。
場所は OS の変数により異なりますがパターンは同様です。
関連項目 
関数リファレンス(種類順)
関数リファレンス(名前順)
計算式について
関数について
計算フィールドの定義
計算式での演算子の使い方