レイアウトモードでのフィールドオブジェクトの書式設定と設定
FileMaker Pro では、フィールド書式を設定してレイアウトにおけるデータの表示方法を変更することができます。書式を指定しても、データベースに保存されているデータは変更されません。同じレイアウト上であっても、場所によってフィールドに異なる書式を設定することができます。たとえば、数字フィールドに "-5123" と入力した場合に、ある場所では「-¥5,123」と表示され、別の場所では「<5123>」と表示されるように書式設定することができます。
また、データが指定の基準を満たす場合には、自動的にフィールドの書式を変えることができます。レイアウトオブジェクトの条件付き書式の定義を参照してください。
FileMaker Pro では、次の優先順位でフィールドの書式が適用されます。
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メモ
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フィールドのデータ表示にシステム書式が使用される場合、FileMaker WebDirect では、データベースファイルが作成された場所のデフォルトシステム書式が使用されます。
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レイアウトモードで、特定のフィールド書式が設定されたフィールドにサンプルデータを表示するには、[表示] メニューの [オブジェクト] サブメニューから [サンプルデータ] を選択します。これにより、現在ブラウズされているレコードのフィールド名がサンプルデータに置き換えられます。
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数字と日付の書式設定は、条件付き書式の設定後に適用され、従って、データが条件付き書式の基準を満たした場合でも保存されます。場合によって、数字、日付、および条件付き書式の設定は結合されます。たとえば、塗りつぶし色が黄色にして、インスペクタの [データの書式設定] 領域で負の数を赤で表示するように設定し、同じフィールドで負の数を青で表示するように条件付き書式を設定した場合、結果は黄色いフィールドに赤い数字になります。システム書式は条件付き書式の設定に影響しません。
関連項目 
レイアウトへのポップアップヘルプの追加
このセクションのトピック
フィールドに対するテキスト書式の設定
数字を含むフィールドに対する書式の設定
日付フィールドに対する書式の設定
時刻フィールドに対する書式の設定
タイムスタンプフィールドに対する書式の設定
オブジェクトフィールドに対する書式の設定
フィールドの枠、塗りつぶし、および基線の指定
プレースホルダテキストの書式設定
フィールドへのスクロールバーの追加
値一覧の定義
ポップアップメニュー、チェックボックス、またはその他のコントロールを表示するためのフィールド設定
キーボードを表示するためのフィールド設定
ドロップダウンカレンダーを表示するためのフィールド設定
データ入力中にオートコンプリートを行なうためのフィールド設定
繰り返しフィールドの表示の設定