スクリプトの作成と編集
スクリプトの検討を終えたら、スクリプトを作成、編集、管理することができます。
スクリプトを作成または編集するには、次の操作を行います。
1.
[スクリプト] メニューから [スクリプトワークスペース...] を選択します。
または [ファイル] メニューの [管理] サブメニューから [スクリプト...] を選択します。
[スクリプトワークスペース] ウインドウが開きます。スクリプトの作成と編集は、このウインドウの3つのパネル(左にあるスクリプトパネル、中央のスクリプト編集パネル、および右にあるスクリプトステップパネル)で行います。
2.
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3.
または、スクリプトステップパネルでスクリプトステップをダブルクリックします。
4.
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メモ  スクリプトステップを編集するとき、[記憶する] オプションが表示されることがあります。記憶はスクリプトステップを最後に編集したときに指定した条件が、スクリプトステップを実行するときに使用されることを示します。
5.
 
空白行で「#」と入力するか、スクリプトステップパネルから [コメント] を選択します。スクリプトで コメントスクリプトステップを使用すると、他のユーザがこのスクリプトを参照したり修正するときに便利です。
スクリプトステップを選択し、[編集] メニューから [ステップを複製] を選択します。
メモ  スクリプト名の横に表示されるアスタリスク(*)は、スクリプトが変更されていて保存されていないことを示します。
6.
または、[スクリプトワークスペース] ウインドウで [ファイル] メニューの [スクリプトの保存] を選択するか(Windows)、FileMaker Pro メニューバーの [スクリプト] メニューの [スクリプトの保存] を選択します(OS X)。
7.
スクリプトを管理するには、次の操作を行います。
スクリプトパネルのスクリプトを管理するには、次のいずれかの操作を行います。
 
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スクリプト名を右クリックして、[名前変更] を選択します。
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Windows の場合: [スクリプトワークスペース] ウインドウの [ファイル] メニューから [スクリプトの印刷] を選択します。
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OS X の場合: FileMaker Pro メニューバーの [ファイル] メニューから [印刷...] を選択します。
印刷ダイアログボックスでオプションを選択してから、[OK](Windows)または[プリント](OS X)をクリックします。
スクリプトを右クリックして、[完全アクセス権を付与] を選択します。詳細については、下の注意事項を参照してください。
メモ
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スクリプト編集パネルで1つのスクリプトが開いている場合、スクリプトのタブを右クリックし、[スクリプトパネルで選択] を選択してスクリプトパネル内のスクリプトを選択できます。
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新しいウインドウでスクリプトを編集するには、スクリプト編集パネルでタブを右クリックして [タブを新規ウインドウに移動] を選択するか、スクリプトパネルでスクリプト名をクリックして、[ファイル] メニューの [新規ウインドウでスクリプトを開く](Windows)または [スクリプト] メニューの [新規ウインドウでスクリプトを開く](OS X)を選択します。スクリプトが [スクリプトを編集] ダイアログで開きます。次のことに注意してください。
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スクリプトを完全アクセス権で実行するように設定すると、アクセス権が制限されたユーザは、通常は実行できないタスク(レコードのエクスポートや削除など)をスクリプトによって実行できるようになります。アクセス権は変更されませんが、スクリプトにはユーザよりも多くのアクセス権が付与されます。またスクリプトこの機能が有効になっている場合を除き、完全アクセス権は後に続くサブスクリプトに継承されません。
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スクリプトを完全アクセス権で実行するように設定できるのは、完全アクセスのアクセス権セットを持つユーザだけです。この機能が有効になっているスクリプトの編集や削除ができるのは、完全アクセス権を持つユーザだけです。
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FileMaker Pro Advanced を使用している場合、スクリプトをテストするためにスクリプトステップを無効にすることができます。スクリプトステップを無効にするには、スクリプトステップを選択して [編集] メニューの [無効](Windows)または [編集] メニューの [有効/無効](OS X)を選択します。無効なスクリプトステップの前には「//」が付きます。スクリプトステップの無効化(FileMaker Pro Advanced)を参照してください。
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最前面にないタブパネルまたはスライドパネルのフィールドをスクリプトステップが指定している場合、その指定されたフィールドが選択され、そのパネルはパネルコントロールの前面に移動します。ただし、同じフィールドがレイアウト上の他の場所に表示されていてスクリプトがそのフィールドを最初に検出する場合は、同じフィールドを含むパネルは前面に表示されません。代わりに、オブジェクト名をフィールドに割り当て、オブジェクトへ移動スクリプトステップ を使用してフィールドのそのインスタンスに移動します。
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ポップオーバー内のフィールドをスクリプトステップが指定している場合、ポップオーバーが開いて、フィールドが選択されます。ただし、同じフィールドがレイアウト上の他の場所に表示されていてスクリプトがそのフィールドを最初に検出する場合は、同じフィールドを含むポップオーバーは前面に表示されません。代わりに、オブジェクト名をフィールドに割り当て、オブジェクトへ移動スクリプトステップ を使用してフィールドのそのインスタンスに移動します。
関連項目 
スクリプトステップリファレンス(種類順)
スクリプトステップリファレンス(名前順)
レイアウト上のボタンおよびボタンバーの操作
[スクリプト] メニューの操作
スクリプトアクセス権の編集
Web 上でのデータベースの公開
スクリプトのデバッグ(FileMaker Pro Advanced)
このセクションのトピック
フォルダを使用したスクリプトの管理
スクリプトのコピーと貼り付け(ペースト)
FileMaker Server でのスクリプトの実行
別の FileMaker ファイルからのスクリプトのインポート