システム書式の使用
目的 
ユーザがファイルに保存されている書式または現在のシステム書式のどちらかを選択することができます。
構文 
システム書式の使用 [オン/オフ]
オプション 
 •
[オン] オプションでは、システムに設定されている書式が使用されます。
 •
[オフ] オプションでは、ファイルに保存されている書式が使用されます。
互換性 
 
スクリプトステップを実行する場所 
サポート 
FileMaker Pro 
はい 
FileMaker Server スクリプトスケジュール 
いいえ 
FileMaker Go 
はい 
カスタム Web 公開 
いいえ 
FileMaker WebDirect 
いいえ 
Runtime ソリューション 
はい 
起点 
FileMaker Pro 6.0 以前のバージョン
説明 
各 FileMaker Pro データベースファイルには、データベースを作成したコンピュータの日付、時刻、および数字の書式が保存されています。これらの設定はコンピュータに現在設定されているシステム書式とは異なる可能性があります。
現在のシステム書式を使用する場合、ファイルとともに保存されている書式は変わりません。 データの入力方法や表示方法が変わるだけです。たとえばオーストラリアで作成されたデータベースは、通常、日付書式に「日、月、年」が使用されますが米国では日付は通常「月、日、年」の順で記述されるため、このデータベースを米国で開くとシステム書式が異なることを警告するメッセージが表示されます。
[システム書式の使用] スクリプトステップを使用した起動スクリプトを使用して、システムの日付、時刻、数値の書式とファイルに設定されている書式が異なる場合にどちらの書式を使用するかを指定することができます。
例1 
システム書式を使用する前にシステムの言語を確認します。OnFirstWindowOpen スクリプトトリガによって開始します。
If [Get ( システム言語 ) = “Japanese”]
システム書式の使用 [オン]
End If
関連項目 
スクリプトステップリファレンス(名前順)
スクリプトステップリファレンス(種類順)